おはようございます。あやです。
みなさま、本日は何の日かご存知でしょうか。
私、どきどきしながら今日を迎えました。
さて何の日か。
勘の良い方はもうお気づきかもしれませんね。
そう、今日は……
大相撲名古屋場所千秋楽です!!!!!!!!!!!
就活も終わり、テストもない、おまけに授業も週1でしかない私は毎日13時から18時までず~~~~~っとTV観戦しております。
本当は名古屋まで行ってしまおうかと割と本気で悩んでいたのですが、家庭用の脱毛器でちょっと肌トラブルが起きてしまったため、泣く泣く断念しました(名古屋の日差しに当たったら間違いなくシミになる)。
ケ●ン、むやみに強いレベルで照射するもんじゃないですね。反省しました。
さて。肝心の大相撲の話に戻ります。
今回はもう私も興奮気味なので、少し深めに書こうと思います。
何のこっちゃと思う方も多いかもしれませんが、ホント今回ドキドキしちゃっているので…どうかおゆるしを…
今場所は、大関稀勢の里が綱取りに臨んでいる場所です。
つまり、稀勢の里が優勝or優勝に準ずる成績なら、横綱への推挙が認められるかも、というドキドキの場所なのです。
で、今の大関の成績はというと、11勝3敗。
一日目からの対戦結果は次の通りです。
○御嶽海(寄り切り)
○魅聖(寄り切り)
○宝富士(寄り切り)
○隠岐の海(寄り切り)
●栃煌山(突き落とし)
○妙義龍(突き落とし)
○栃ノ心(寄り切り)
○琴勇輝(はたき込み)
○照ノ富士(寄り切り)
●松鳳山(突き落とし)
○勢(寄り切り)
○正代(突き出し)
●日馬富士(寄り倒し)
○白鵬(突き落とし)
現時点で優勝の可能性がある幕内の成績上位は
2敗に日馬富士、
3敗に稀勢の里と貴ノ岩
の3名に絞られています。
そして千秋楽の取組は
貴ノ岩―嘉風
稀勢の里―豪栄道
日馬富士―白鵬
となっています。
つまり、どういうことかといいますと…
①貴ノ岩・稀勢の里の結果に関わらず、日馬富士が白鵬に勝った場合、日馬富士が優勝
②貴ノ岩が嘉風に勝ち、稀勢の里も豪栄道に勝ち、日馬富士が白鵬に負けた場合、貴ノ岩・稀勢の里・日馬富士で巴戦
③貴ノ岩が嘉風に負け、稀勢の里が豪栄道に勝ち、日馬富士が白鵬に負けた場合、稀勢の里・日馬富士で優勝決定戦
④貴ノ岩が嘉風に勝ち、稀勢の里が豪栄道に負け、日馬富士も白鵬に負けた場合、貴ノ岩・日馬富士で優勝決定戦
⑤貴ノ岩・稀勢の里・日馬富士の3名とも本割で負けた場合、日馬富士が優勝
以上の5通りの場合分けで、今場所の優勝が決まる訳です。
個人的には、③で稀勢の里が勝ってくれればなぁ…と思っているのですが、果たしてどうなることやら…。
今場所は、横綱・鶴竜と大関・琴奨菊が休場しています。
おまけに、横綱・白鵬や大関・照ノ富士の調子がいまひとつという場所。
相対的なことで考えていくのは少し気が引ける部分もありますが、優勝するなら「今でしょ」状態なんです。
しかし、今場所は稀勢の里が既に3敗ときている。
優勝争いから一歩後退しているだけではなく、このままでは綱取りの話も白紙に戻ってしまうかもしれない、という状況です。
…まあ、白紙に戻ったら、また頑張ってくれればいいんですが…こればかりは、どうにも分かりません。
ただ、もし今日の本割で負けてしまい、4敗目を喫したら、綱取りの話は立ち消えるんじゃないかと思います。
横綱は「勝って当たり前」の世界なので。
ですが、相撲は「勝てばいい」というものでもありません。
お相撲さんも、親方衆も、「勝ち方」にこだわります。「勝負に勝って、相撲に負ける」という言葉がその心をよく表していると思います。
ちなみに、この“「勝つこと」に対する考え方”が、私が大相撲で一番好きなところです。
今年の春場所の千秋楽では、白鵬が日馬富士との立合いで変化して勝った一番がありました。その後の優勝インタビューでは、大阪のお客さんから「変わって勝って嬉しいか!」という野次が飛び、それを聞いた白鵬が涙を流した…という場面もありました。
このときの白鵬の涙がどういう意図のもと流れていたのかは、私には分かりません。
ただ、相撲の勝敗に対する考え方は、勝負が決した瞬間、ぞろぞろと帰っていくお客さんの多さに表れていたと思います。
これは、横綱だからこそ顕著に表れた例かもしれません。
ただ、今回、稀勢の里はその「横綱」をかけて千秋楽を迎えています。
可能性はもう僅かです。
これまでの取組内容から言えば、個人的には少し厳しいんじゃないか、と思います。
特に、松鳳山の立合いの変化に落ちてしまったり、横綱・日馬富士に完敗した辺りは大きな痛手でした。さらに昨日の白鵬に勝った相撲も、攻めていたのは白鵬で、稀勢の里は土俵際で何とか執念の突き落とし。これは「勝負に勝って、相撲に負けた」と言われても仕方ないと思います。
でも、今は稀勢の里にとって、白星こそが大事になってくる時期でもあります。なぜなら、負ければ綱取りの話が消えてしまう可能性もあるからです。せめてこのまま3敗を守ることができれば、念願の綱取りが叶うかもしれないし、そうでなくても来場所また挑戦、ということになると思います。
そのときの相対的な状況で、未来は変わってくるでしょうが…。
稀勢の里の真面目さや勝負に真剣なところは、とても好きです。
でも、好きだからこそ、頑張って欲しい・良い内容で勝って欲しいという思いも強くあります。
何はともあれ、今は今日の取組を応援するのみです!
みなさまも、ぜひご覧くださいね!◎