こんにちは、こんばんは。ゆかぼーです。学校の樹木もすっかり秋の装いです。
自転車に乗るのに手袋が手放せなくなりました。電車の中は暑いんですけどね…。新しいコート買っちゃいました。ぬくいです。
さて、先日近代文学演習の発表がありました。
題材は芥川龍之介の『忠義』。
神経衰弱に陥って発狂してしまった主君を隠居させるか登城させるか家臣が悩むというなんとも言えない暗い作品です。
ポイントは二人の家臣です。
一人目の家臣は主君に隠居をさせようと画策します。
二人目は隠居させなければならないと分かっていながらも主君を止められません。
対照的な二人の家臣。最後まで読むと衝撃の展開に…!
あまり有名な作品ではありませんが初期の芥川の苦悩がうかがい知れる一作です。
通学のお供に一冊いかがですか?
ゆかぼーでした!