みなさんこんばんはー!!!よしでんでーす!!!
本日は…!!!
国語国文学会主催の、秋季大会でしたー!!!
http://www.jwu.ac.jp/unv/lecture_news/2016/20161203_02.html
すでに終わってしまったイベントなのですが、今回は午後の部に野村四郎先生が来てくださり!「能役者人生-温故知新-」というタイトルでお話をしてくださいました〜〜!!
そちらのレポを書きますね!!
今年の秋季大会の午後の部は桜楓会館で行われました!国文学会委員の方がパリっとスーツを着こなして案内してくださり、友人達とも挨拶をしたり、某S水先生の小指のネイルを撮影しているうちに開会の辞がはじまりました。
清水先生の「幕末外交を司った者たち-『日米親和条約』の諸言語版をめぐって-」のご講演を、日本語の世界をのぞきながら面白く聞いた後(今回は省略させていただきます…!)、いよいよ野村四郎先生のご講演がはじまりました。
見守る能研の子達の間に緊張が走ります!(目測)
壇上にあがる野村四郎先生…!人間国宝…!!
分かりやすい言葉で、優しい物腰で「能は仮面劇、仮面芸術です」と、能の紹介をしていく四郎先生。
「お化粧はしない。ただ昔は、お色付、というものがあったのです」このお色付とは、公演前にお酒をちょろっと呑んで顔を赤くする、というようなものらしく、「お色付しすぎると上手く行かないことも…」と会場を笑いに誘います。
その後は能面の紹介をしてくださいました。
「神・男・女・狂・鬼」の分類や、「中間表情」の表現についてお話ししながら、普段見る事のできない超絶レア(!)な面を、スライド……あれはスライド??、なにやら大きい機械で舞台上に映して下さり、とても面白かったです!面も、一般の種類の説明というより、個々の面の、作者についてや能役者について、先生自身の思い出のエピソードを聞く事ができたのは、なかなか無い、貴重な体験だったなぁと思います。
その後は箸休めのように、いくつかの愉快な話をお話しくださいました。
・狂言の謡い方と能の謡い方
・ 観世寿夫氏の思い出
・ 過去、現在、未来があって古典芸能の能になる
・ 謡の中にある日本人の洒落(かけ算が隠されている謡)(ex羽衣)
・扇から見る、ドイツ人哲学者も絶賛の日本古代文化(折り紙の話)
・「能役者」と「能楽師」
等々…
ここでは全てを書ききれませんが、一つ一つすごく印象に残っていて、よく笑わさせてもらいました!!楽しかった!
後半では、「安宅」と「道成寺」を見てみようのコーナー、一緒に謡おう!のコーナーがありました。このださいネーミングセンスは私です。今考えました。
人数も多く、派手な能として知られる「安宅」について、トリミングされた動画を見た後、
・歌舞伎の「勧進帳」との違い
・能らしい「安宅」とは?
・ 野村四郎先生の挑戦された本来の「安宅」
などのトピックでお話を伺いました。
謡おうコーナーでは、竹生島の
緑樹影沈んで
魚木にのぼる気色あり
月海に浮かんでは
兎も浪を奔るか
面白の月の景色よ
をみんなで謡いました!!!能研の子や、集まった方が能に関係するかたが多かったからか予想以上の大音声!笑
私も楽しく謡ってまいりました!!
時間の関係で質疑応答はほぼなし、ですが楽しい講演でした!!
野村四郎先生は50年以上能研を引っ張ってきて下さっている、我が校にやっさしい先生で、立ち振る舞いもすごくオーラがあって、お話も楽しくて集中して聞くことができました!ありがとうございます!(どこかへの感謝)
国語国文学会では、春の春季大会と、秋の秋季大会があります!論文とか講演にちょっと興味あるなーっていう受験生の方も、お時間が合えば顔を出してみて下さい!一年生の時のワタシには新世界だった!!笑
そんな感じでよしでんでーした。
あ、ファンタスティックビースト良かったです!マジで!私こんど4DXいく!