不幸中の幸い。

こんにちは!みなさん、お元気ですか?私はというと、もうすぐ始まる冬休みにウキウキする気持ちと、一月から始まるテストとレポートの山が近づいてきている絶望の気持ちが混ざり合って複雑です。時間よ、冬休みで止まれ、もしくは早く春休みになれ……

さて、今日の議題は「逃げ恥」!……と思ったのですが、開けてびっくりネタかぶり。では仕方がないので、違う事を話します。

私は今二年生です。就職のことを考えつつ、まだ誰も動き出していないから、楽しい事や忙しい事があるから、と色々遠まわしにしたい、そんな時期。私も同じです。しかし親は自営業で、就職活動とは無縁であったため、親が何より心配しています。「お金にならなくて良いから色んな職種のバイトをしなさい」「もっと企業のホームページを見たら」「周りの子はやってないって言ってるかもしれないけど、実はもうやっているかもよ。もしやっていなくても、その子は親のコネがあるかもしれないのよ」……etc。確かにその言葉は正しい。そして親が私の事を心配して言ってくれているのも分かっている。だけどどうしても気持ちが乗らず、言葉をはぐらかして、逃げている私がいました。

ある日親から一通のメール。それは「とある企業(エンターテイメント系)のインターシップがあるよ」という内容。私は気になったので調べました。しかし「インターシップってそこで失敗すると、就職試験の時に受けても落ちる」ということを聞いたことがあった私は怖くて、中々申込みませんでした。ですが締め切り数日前、「もし失敗して就職試験落ちたら、その場所は夢を持って遊んでいい。お前はそこで現実を見なくていいっていうことだよな」と考えて申込みました。

が、私は一つ大きな勘違いをしていたのです。インターシップは申し込めばいいものではない。その後に応募動機などを提出しなくてはいけない。私はそのことを失念。申込んだ後「このインターシップに申込んだ動機を答えよ」「貴方が人間性を高めるためにやってきたことを教えて下さい」とい質問が来て吃驚。今は土曜日の夜、明日は遊びに行く予定、締め切りは明後日の13時。焦らなくてはと思ったのですが、字数が250字と300字。いつも文章を書いてる私は、こんなの一時間二時間あれば余裕だろ……って思っていました。

そして締め切りの日。二限が空きコマだったのでさあ書くぞ!と思ったが、全く書けない。字数が埋まらない。書いても納得がいかなくて、書いては消し書いては消しの繰り返し。そして一番立ちはだかったのは「人間性」。能の部長としてのことを書こうか、いやまだ二カ月、大したことは何もやってない。SNSについて、いや内容が浅すぎるしまとまらない……そんな事を考えていたら結局締め切りが過ぎてしまい、インターシップを申し込めませんでした。その後調べたとこと、そもそもこのインターシップは企業研究をしっかりしなくては書類が通らないし、その後に面接があってそれにも受からないと行けないとのことでした。まさに「インターシップで失敗したらどうしよう」だなんて杞憂。まずそもそもにその場すら立てなかったのです。

この一連から私は就職活動の厳しさを身を持って体験しました。今までは就職活動に有利なTOEICだけやっておけばいいだろうと思っていました。しかし、よく企業研究して&自分のことを見つめ直していかないと駄目だ。そしてもっと色んな事に対して経験値を積んでいかなくては、と思いました。そう考えると意外と時間がないのかもしれません。やっぱり親は正しかったのです。もっと真剣にやるべきでした。しかしこの早い段階で気付けて本当に良かったのは不幸中の幸いだなと感じました。私にはまだ来年あるので、来年はそこのインターシップに行けるように頑張りたいと思います。

以上、今回は真面目なお話でした。アディオス☆