メリークリスマス!(※タイトルは本文内容と異なる場合があります)

こんにちは。もえです。
今日はクリスマスでしたね。残念ながらうちにはサンタさんは来ませんでした。
おかしいな・・・一年間お利口にしていたのにな・・・・・・
世界中に回るのが大変すぎてわたしのことに気付かなかったんですかね??? ん?????
わたしはただでさえ金欠だった中、卒論製本のせいで5000円が飛んだため、自分へのプレゼントを買う余裕もありませんでした。もはや卒論が自分へのクリスマスプレゼントだったのでは???と感じてすらいます。もうそれでいいよね、そういうことにしておきましょう。
わたしへのクリスマスプレゼントは自分の卒論です!!!!!!!!!!!!わーーーーーいやったーーーーーーーーーーー!!!!!!!

クリスマスにこんな夢のない話で申し訳ないのですが、今回は卒業論文で扱うテーマ選びについて書きたいと思います。
自分が好きな内容と、自分にとって論じやすく書くのが得意な内容は違います。
わたしは卒論で自分の大好きなキツネが扱われている異類婚姻譚(人間とそうでないものが婚姻する話)について書いたのですが、正直かなりキツかったです。
わたしは1つの作品の中であれこれ考えるのは得意かなぁと思っているのですが、同時に数作品扱い、比較するようなものだと自分の意見が浮かびづらく、苦手でした。
しかし、論じるテーマ上、どうしても後者をメインに考えなければならなかったのです。
勿論、内容自体は好きなので資料を探したり先行論文を読んだりするのはすごく楽しかったです!
キツネに対する意識が当時どのようなものであったのかとか、キツネはどのような存在として描かれていたのか等・・・新しいことを知るたびに、心がワクワクしました!
特に、人間に変化して暮らしていたキツネが、外の菊に見とれるあまりに変化していることを忘れ、元の姿に戻ってしまう描写なんかは本当にロマンチックで、読むたびに心がキュッと締め付けられました。
でも、楽しいのと自分の論が浮かんでくるのとは別なんですよね。
文を書きながら、常に(この内容すごく苦手で嫌だ・・・)という意識が頭の片隅にありました。
苦手意識を持ちながら書くのは本当に辛いです。
もともとテーマで迷っていたということもあり、「自分は何でこの内容を選んでしまったんだろう?これじゃないのを選んでいればもっと書きやすかったかもしれないのに」と何度も思いました。
お恥ずかしい話ですが、結局なんとか提出は出来たものの、期限1週間前の時点で残り字数が並大抵ではなく、急遽担当の教授に相談をさせていただいたほどでした。
大学院の願書提出と同時に卒論中間レポートを出していたため(出来はどう言え)他の人よりも早く進んでいたはずだったのに、気づいたらどんどん周りに抜かされて心配されるレベルになっていました。

日本文学科では、3年次に自分の専門分野を決め、予備ゼミというものに入って卒論でどのようなテーマを扱うのかについて考えていきます。
わたしが3年生の時に考えていたテーマは先行論文がかなり少なく、内容も難しそうだったため4年次のはじめでテーマを変更しました。当時は「せっかく3年生の間に調べてきた内容を捨てるなんて・・・」と思っていましたが、もしここでテーマを変更せずそのまま進んでいたら、これ以上に大変なことになっていたのだろうと思います。テーマ変更も、時には重要だと思います。

・・・と、かなりマイナスな方向で記事を書いてしまいましたが、論文を書ききった今では大好きなキツネについて扱えて本当によかったと思っています。もう論じたくはないですけどね 笑
担当教授にも相談済みで、大学院進学後はまた別のテーマで研究をしていきたいと考えています。
これから卒業論文を書く皆さんは、本当に自分に合っているのか、本当に書きたい内容なのかということをよく考えながら、後悔のないテーマ選びをしてほしいです。
そして、素敵な論文を完成させてください!!

話が変わるのですが、12月23日の まなみ の卒論提出に関する記事がマジで頭おかしい(褒めている)のでまだご覧になっていない方は是非見てみてください。こんな最高な人間を友達に持ったこと、誇りに思います。
冷静に見れば引くレベルで理解しがたい行動なのに、卒論提出直後だったわたしはこれを見て「わぁ~~まなみの子(卒論)超カワイイ~~~~ わたしも我が子(卒論)と公園デビューして、一緒に写真撮ればよかったな~~」なんて思っていたので、きっとだいぶ疲れていたのでしょうね・・・・・・