やあやあ、我こそは新三年生のこりと申す!(ドヤ顔)
……はい、みなさん、お久しぶりです。一か月ぶりの更新ですね。お・ま・た・せ❤……あ、待ってない?それは失礼しました。
今日(四月五日)、上野に桜を見に行ってきました。
花見をするのは人生初。張り切ってピクニックランチまで作ってしまいましたよ。日本文学科らしく花を愛でて「いとをかし」と言えるか。……結論としてはNO!缶チューハイとおつまみを買って、花より団子、ならぬ、花より友達と談義、でした。でも話がひと段落して、ふと見上げると朧月。「源氏物語」の朧月夜を思い出しました。横を見ると提灯にオレンジ色に照らされて淡く光る桜。桜と言えば……と「吉野天人」キリの謡いが脳内に流れました。でも和歌やと謡いが明確には出てこないため、ボソッと呟けないことが残念。呟けたらカッコいいんですけれどね、平安時代の貴族みたいに。それで呟いた和歌や謡いを踏まえた言葉を返してくれる人がいれば、いいんですけどね。……そんな人いませんね、日本文学を専門的にやってない限りは。まぁ、いつでも呟けるように返せるように、私は勉強しておくしかありませんね。
はい!これが前置き。これからが本題。
みなさん、ご入学おめでとうございます。中には、色々な理由があり、ここに入った人もいるでしょう。
そして「日本文学?何も役に立たないし、適当に単位とって、大学時代を謳歌しよう」って思うかもしれません。ふっ……あまいな。授業を受けているうちに、あれよあれよと日本文学にのめり込むに違いない。私は予言しておこう。
「○○についてやるんだ!」とやる事決めて入ってきた人もいるかもしれない。ふ……そう上手く行くかな?私は源氏物語をやろうと思って日本文学科にやってきた。因みにその時、武士とか嫌いだから中世だけはない(笑)と思っていたんだ。しかし予備ゼミは中世。このままだと卒論は中世だ。……つまりそういうことだ。何が言いたいかって?一つの事に執着し、それだけの授業を取るのもいいけれど、日本文学科には沢山授業があるから、色んな授業を取ると視野が広くなるぞ。すると本当にやりたいことが新しく見つかるかも知れない。アドバイスをしておくぞ。
「日本文学科に行ったら、雅な世界が広がってるかもしれない」って思った人もいるだ……え、いない?私は入学前、そうだと思ってたんだけど。まあいいや。いるかもしれない。ふ……半分当たる。例としては前置きを見てもらえれば分かるだろ?(複線回収って大事)。同じ授業取ってる人だったら、和歌全文は出てこないかもしれないが、和歌の一部や人物名は出てくる。テスト前じゃなくて、一般会話で。そして崩し字っていうのを一年生でやると思う。最初は覚えなきゃだし、読めないし……で辛いと思う。私もそうだった。だけど中古の先生が「崩し字って日本文学やってる人にしか分からない、暗号みたいでしょ」って笑顔でおっしゃった時、はっとした。そう、私たちは字を通して、雅な世界な繋がってるのだ。そして日本文学科にしか流れない雅な世界感。それは暗号を学ぶ私達にしか分からんのだ。スパイと雅の感覚を一緒に学ぶ……崩し字……日本文学!あの先生の言葉(確かそうおっしゃっていた気がするのですが……何せ二年も前の事で……間違っていたら許して下さい)で気持ちが楽になった。今年はその先生の文学史が開講されるから、是非行って欲しい。楽しいと宣伝しておくぞ。
そして「雅な世界を満喫したい」「貴重な体験をしたい」……そんな子は是非、『日本女子大学観世流能楽研究会』に来ることをお薦めする。優しくて面白い、クールでかっこいい人や可愛い人や癒し系の人。すごく沢山いる。そんな人達がわちゃわちゃ賑やかにやっている。ここに入ったら、三年間で良い思い出が作れることを約束しよう。とりあえず、サークル説明会に来てほしい。着物を着て、お菓子を用意して待ってます。カッコいい舞から優雅で綺麗な舞も舞います。なんなら新入生は不安がつきものだろうから、相談してくれれば、先輩が優しく相談に乗るだろう。とりあえず来て損は無いので、一度来てほしい。
はい、今回は長かった。そのせいで文体が最初と最後でめちゃくちゃ(笑)新入生の所は若干ネタを先輩顔をぶっこみたかっただけなんです!上から目線っぽいの許してください!実際とは大きく違う性格となっております!ぜひ能楽研究会に来て、それを確かめて欲しい!(ここでも宣伝)
あー、楽しかった!では、アディオス☆