コストコのパンを食べた。
めっちゃ美味しい!!!!!!
という日々を送っています。
脊髄反射生活とでもいいますかね、あんまり頭を使わずに呼吸して、ジョジョを読んで感動して、スーツ着て電車に乗りまくる生活です。
日々イベントはあるけど、とりわけブログに書くことも…という状況なので、今回も読んだ本の紹介でお茶を濁します!!!!
8月出版の文庫本を二冊。
伊坂幸太郎「アイネクライネナハトムジーク」(幻冬舎文庫 2017年8月)
深木章子「敗者の告白」(角川文庫 2017年8月)
伊坂幸太郎の「アイネクライネナハトムジーク」は2014年に単行本として発行されていて、ずっと読みたかったのですがタイミングが合わず、先日ようやく入手するに至りました。
6編の小話が掲載されており、それぞれの登場人物が徐々に関連していることが判明していきます。
どのお話も人間同士の繋がりがメインテーマの心温まるストーリーで、小さな偶然とかタイミングの良さが積み重なっていく様子、いかにも伊坂幸太郎!!って感じで大好きになりました。
ありえないと言い切ってしまうには、余りにも勿体なくて、こんな出会いで友達ができたら、こんな経験ができたら、と読んだ後も楽しい一冊でした。
現実からふんわり浮きたい、そんな時に読むとほっこりする「アイネクライネナハトムジーク」。
モーツァルトの原曲は平日の爽やかな朝といった風情ですが、この本は時間問わずにあじわえると思います笑
深木章子の「敗者の告白」、作者のみきさんを知らなかったのですが、ミステリを読みたい気分だったので手に取ってみました。
物語調というよりは、登場人物ひとりひとりの視点からの事件の全貌、他の人物への感情や情報が順番に書かれ、最後に事件の顛末、真相は…??と進んでいく、気を抜いて読めない一冊。
見所は、一人一人の視点が、生前に書いた被害者の「告発」や、容疑者の「弁明」、ほか証言者たちの「供述」に見えるリアル感。
なんでこんなにリアルなんだろうと思ったら、作者の深木さんが元弁護士だったことを知って納得。
いつもと一味違うミステリとして、すごく楽しめました!自分の予想と真相がどこまで近づくかというとこも楽しみどころ!
以上、本の紹介!よしでんでーした!