小説の楽しみ方

こんにちは、こんばんは。ゆかぼーです。。。

 

すっかり寒くなりました。銀杏の葉が色づいてきましたね。学校の前を夜に通ると街灯に照されてすごくきれいです。

なぜ遅くまで学校にいるかって?演習だよ!(アンジャッシュ児島風に。)

もうね、演習はボコボコですの。今週に持ち越しですのでヒヤヒヤしてますの。典型的な緊張しいなので怖いです。

私の扱う「風立ちぬ」という作品は結核のため高原のサナトリウムで療養している婚約者「節子」を主人公の小説家「私」が看取るというもの。

丁度12月、このくらいの時期に節子さんが亡くなります。なんだか物悲しいですが自然描写、心象描写ともに美しい小説です。

私がこの小説にハマったきっかけはジブリの「風立ちぬ」の挿入曲「旅路 ―夢中飛行―」(作曲 久石譲)を聴いたときからでした。マンドリンが使われているのです。

原作とジブリでは全く話の筋が違います。(ジブリは飛行機設計技師ですし、婚約者は「菜穂子」です。)全く違う話を繋ぐのはこの曲だと思うんですよね。

音の移り変わりはジブリの飛行機がゆったり飛ぶ様子と原作の夕暮れが深まって夜になるシーンと重なります。比べてみると本当に魅力的です。

堀辰雄すげー!久石譲すげー!宮崎駿すげー!ってなります。

小説や映画には、元ネタがあるものが多いです。それはいつの時代にも共通するものがあります。

元ネタを知らなくても楽しめますが元ネタを知った上でみると、また違った楽しみがある。これが日本文学科の楽しみ方ではないでしょうか。

 

柄にもなく語りました(笑)

次回はクリスマスディズニーの記事でも書こうかな。

それでは、風邪など引かれませぬよう!ゆかぼーでした。