こんにちは、こんばんは。ゆかぼーです。
すっかり夏らしい気温になってまいりました。最近、バイト先の新作、ブルーベリーラッシーが美味しくてそればかり飲んでいます。ブルーベリージャムに飲むヨーグルトを注いだもの。お店で飲むと高いから(賄いなどない。社割が有るにしても高い。)今度自分で作ってみようかしら。
さて、ゼミの発表が近づいています。神保町の古本屋で1976年の「キネマ旬報」を300円でゲットしました。小説と映画とアニメと。それぞれのシナリオを比べる作業に勤しんでいます。あとは膨大な先行研究の書き写しと要約です。わたしは本当に要領が悪いので大量に写したあとに要らないところを消してます。本当に、そういうところ直さないといつまでも終わらないよ!
6月の6000字の提出が実習中なので、その前に終わらせなければなりません。
そうです、教育実習も近づいています。実習先の先生に、近代ゼミです!と言うと、じゃあ、芥川についての評論やってみる?と聞かれ、芥川について授業することになりました。わーい!芥川~!
「美の発見」という評論です。自然のなかに美を見いだす末期の目。「風立ちぬ」の一節、「自然なんぞが美しいと思えるのはこれから死ににいく人の目にだけだ」という文章が思い浮かびます。芥川の独特の感性をどう伝えるか。こちらが一方的に話すだけではダメで、ちゃんと生徒が考えられるような授業にしなくては!
去年一昨年と芥川の演習を取っていて本当によかったなぁと。特に溝部先生の文学史は参考にせねば…。プリントを発掘してきます。
芥川や堀の生い立ちや作品を追っていると、この人たちはなんて繊細で敏感な感覚を持っているんだろうと思うわけです。私もちょっぴり感化されて、鬱々とした気分になってしまうのです。彼らとは比べ物にならないだろうけど。
芸術的ってなんだろう。文芸、音楽、絵画等。芸術と呼ばれる活動は沢山あるけれど、その良さを感じるために必要なことは?
個人的には感性のアンテナを高くしておくしかないと思います。些細な音をキャッチできるように。しかし、細く長いアンテナは折れやすい。ポッキリ折れてしまわないように、必要のないときは仕舞っておこうと思います。
迷走してきたのでここらで終わろうと思います(笑)
夏はこれから!ガンバろう!ゆかぼーでした。