すぴすぴすぴのざ

みなさまこんにちは、てるです。
演習発表が終わり、ふぅ、と一息つけました。

ちょうどバイトから帰ってきて、うとうとしながらこのブログを書いております。何を書こうかと悩んでいたら、哲学の授業で登場したスピノザのことを思い出しました。

スピノザはオランダの哲学者で、『エチカ』という著書があります。スピノザ自身というよりは、スピノザの考え方について思い出したのです。

私たちは日常で、「これ、○○よりおいしい!」とか、「○○より好き」とかよく言いますが、これらは結局のところ「そのもの」の価値を見出だしているわけではなく、何かとの比較のもと「優劣」をつけているに過ぎない、とのことです。

「そのもの」の特異性を見出だすことができたなら、それはとても素晴らしいことなんじゃないかなと思う。

私はオムライスが好きですが、「○○より好き」とかって次元じゃなく、「オムライスだから好き」なんです(語彙力がなくてすみません)

なんかもう、オムライスはオムライスで、他と比較する云々の前にオムライスがただただ愛しいんだわ…

哲学でこの考え方を聞く前は、「なんか好き」とか「なんかいいね」って言葉に関して「なんじゃそら!?根拠なんもないやん!?」って思っていたのだけれど、今なら分かる気がする。

ほんとうに好きなものってもはや、比較によるものじゃないんだよなぁと。理由をはっきりと述べることができない、それこそが「好き」な理由なのではないかと。

「○○より可愛い」「○○より面白い」などなど、比較のもと褒められても嬉しいっちゃ嬉しいけれども、「○○がいい」「○○が面白い」って言われたらほんとに嬉しいよなぁと…。

バイト疲れのせいか、睡魔のせいか、思考がおかしいぞ。

比較が欠かせない部分もあるけれど、物事「そのもの」に向き合うことも大事なのではないかと思いました。うむ。

夏といえばピーマンですが、先日ピーマンの肉詰めを作りました。
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シスコンの私は、妹の「おいしい」の一言が聞けただけで、天にも昇るような気持ちになりました。はぁ、なんでこんなに可愛いんや。理由が見つからない…あっ、私は今、妹「そのもの」を見てるんやなぁ…(しみじみ)

なかなかまとまらず、ぐだぐだになってしまいました。
暑い日が続きますが、水分補給などなど忘れずにしましょう!!

では、また。