本の玉手箱

こんにちは!ももです

日中は歩き回ると割と暑いくせに、夕方になるとスーッと冷えてきますね。
ヒートテックを着るにはまだ暑いかな~とタンクトップを着て、その上にいろいろと重ね着しているんですが、夕方になると一気にヒートテックが欲しくなります。上着二枚も重ねてるのに何でこんなに毎晩ガクブルせねばならんのですか。

昨日は「ゆか」のブログでしたね~3年生の一等最初にヤバい奴認定されてるのには納得がいかん。皆様勘違いなさらぬよう。我が学年で一番ヤバいのはゆかです。黙って座って息を止めていればかわいくてマトモに見えますが、基本的にアイツは不審な挙動を繰り出しながら推しの話をしていないと死んでしまう生物なのです。その次にヤバいのがみのりかな、うん(突然の流れ弾)。ゆかのテンションについていけて、なおかつ趣味も被ってる時点でかなりお察し案件です。普段はとってもかわいくていい子です。

本日、国立国会図書館の開館70周年記念展示会に行ってきました!『本の玉手箱』と題しまして、国会図書館の歴史、そしてさまざまな個性溢れるたくさんの書籍を見てきました。

まあまずはですね、私の好きな坂本龍馬直筆の『新政府綱領八策』を拝めてハッピー。明治時代がまもなく到来しようというときに、彼が新政権の構想を書いたものです。彼自身は新しい世を見る寸前に他界しました。33歳の誕生日に命を落とすなんて、まだ若すぎる・・・・・・。

そして百万塔陀羅尼。
「日本の奈良時代に、鎮護国家と滅罪を祈願するために、100万の小塔に納めて、仏教寺院に奉納された陀羅尼である。」(Byウィキペディア)
その小塔の中に収められたお経は世界最古の印刷物とされています。生で拝んできました。よくもこんな小さくて古い物がちゃんと残っているものだ。紙の上下がすり切れていますが、ある程度は読めます。

そんでもって私がとても興奮したのは、川上音二郎の『オッペケペー節』!「権利幸福嫌いな人に 自由湯をば飲ましたい」で始まる、明治時代の世を諷刺した流行り歌です。時代は違いますが「とんとんとんからりと隣組」だとか、もともとの和歌をもじって世を皮肉った「狂歌」だとか、こういった昔の日本語の言葉遊び、リズムというのが本当に大好きなんです。本当に洒落てるし、和歌の五、七のリズムに合わせて繰り出される歌は読んだり聞いたりするとテンションが上がります!盆踊りの大太鼓のリズムも基本これですから、日本人の血が騒ぎますね。

あと、設置されていたパソコンから、何人かの文豪たちの生朗読の音声を聴けるものがありました。試しに与謝野晶子の朗読を聴いてみたのですが、晶子が60歳前後の時のもののせいか、今にも死にそうな声だったので正直ちょっと聴いてて不安になりました(笑)実際晶子は63歳で亡くなっているので、本当に晩年の声ですね。

そんでもってですね・・・・・・。

・世界最小の本は、蟻よりもはるかに小さいんです。
・ドラマ『太陽に吠えろ!』の、松田優作演じるキャラの最期の言葉は、本当は違うものだったんですって。
・アンパンマンは、本当の初期は顔はあんパンじゃなかったんですって。
・ゲゲゲの鬼太郎も、ド初期は何か全然雰囲気違います。
・ドラえもん、今と比べてエラい体格違う。

上のものが気になった方、是非行ってみて下さい!
芥川龍之介の『羅生門』の初版本も置いてあるよ。「これは出版しちゃアカン作品」認定された書き込みがある『蟹工船』も拝めます。とにかくいろいろとめっちゃ面白いです。

それでは皆様、Have a nice day!