こんにちは、みのりです。
11月も後半に入り、今年も残すところ1ヶ月と少しですね。
本日11月23日は旧暦10月16日です。世が賑わっているので皆さんもご存知でしょうか!!
そう、かの藤原道長が
この世をばわが世とぞ思ふ望月の
欠けたることもなしと思へば
という有名な歌を残したのは、丁度1000年前の今日なんです!!!
私の周りのNBS(日文生)は流石の情報通、日文通?で、みんな外に出て月を確認&しみじみしておりました。
私もこの世を治めた気持ちになりながらフルムーン鑑賞。少し雲がかかっていましたが、丸く輝かしいお月様でした。
1000年という月日が流れ、現在私たちは古典世界とは大きく異なった日常を送っています。
それでも確かに1000年前のこの日この夜、藤原道長をはじめとする当時の人たちが、宴を開いて、同じ月を見て、歌を詠んで、そのことを日記に残したりして過ごしていた!
何も知らなければいつもと変わらない月、そもそも月なんて見ないという日だったかもしれません。でも今は知っているので、「丁度1000年」という意識が強い力を働かせていて、なんだかいつもより月が綺麗に見えてきちゃうし、お酒や管弦で盛り上がる当時の様子が耳から拾えてくる気にもなります。
なんでこんな特別に感じるんだろうと考えると、やはり1000年に一度という規模のせいでしょうか…?千年単位の記念日なんて、一生のうちに巡り会える人の方が少ないですよね。
あの藤原道長が望月の歌を詠んだのが今日の丁度1000年前というのを聞くと、それはなんかもうトゥデイイズめっっちゃすごすごのすっごいウルトラハイパー激やばプレシャスまじやばデイなのではない!?!???!!と感じます。
今日ブログ担当出来たのって日文生冥利につきるというか、すごく喜ばしいことですね。おばあちゃんになった時孫に語り継いでやろ!!!!!!
逆に今から1000年後はどんな世界になってるんでしょう。
私の予想の1つでは、銀河鉄道999が既に発車していて地球は爆発しておりますが(銀河鉄道999の世界では太陽系ごと地球が消滅しています)、1000年後も綺麗に残っていてくれたらな、ともとても思います。
1000年後なんて誰にもどうにも確かめられないのに、今日の私が確かに1000年前を感じていることがすご~~く嬉しく感じます。圧倒的な時空の距離も飛び越えて繋がってるぜ心!!!!
自分にそれを楽しめる感覚があること、知識があったこと、一緒に盛り上がれる友達がいることにまたまた嬉しく思いながら、やっぱり外は寒いので暖房のついた部屋はサイコ~!です。イェーイ1000年前の人見てる~~???
日文話の流れで、本当はメインで話す予定だった話を1つ!!
1000年前の今日は道長くんの望月記念日ですが、1週間後の明日は日本文学科の秋季大会です!!!!!!
12月1日!!!院生の方々の研究発表から外部講師の方による古典をアクティブラーニングすることについてのご講演、終わった後は先生方とお食事&歓談タイム~心の歓喜を添えて~(会費有)という盛り沢山な1日です!!!!
そろそろ卒論を進めないとな3年生にも、古典を教える側になる教職の方々にも、大学生活を日本文学科で過ごす、過ごした全ての人へも!!
私達の持つべき知恵を学ぶ場として、本当に貴重で有意義な時間になること間違いなしです。お時間ある人バンバンご参加下さいねーーーーーッッッ!!!!
1000年後の今日も地球から満月が見れるといいな!!!!
アッ寒いので皆さん体調お気をつけて!!!!!!それではまた~ッ