こんにちは、ゆりかです。
30日から今日まで中世ゼミの3年生で、京都旅行に行ってきました。
大きく前半京都市内と、後半ユニバーサルを回りました。
着物のかさねの研究が有名な風俗博物館は、長期休暇はお休みだったので、行けませんでした。
他にも、遠方だったりと、泣く泣く諦めた住吉神社などもありました。
3泊4日の旅で、充実した旅といえるでしょう。とはいえ、何を書けばいいのか全然浮かびません。京都は…誰か書くでしょう。たぶん。
個人的には晴明神社に行けたことが嬉しかったです。レポートで晴明の子孫である土御門泰邦を扱ったので、陰陽頭や天文博士に通じる記述があると、テンションが上がりました。
土御門泰邦さんは京都から江戸まで、晴明の子孫として、各地に散らばる陰陽道の全国統一の許可を最初に将軍に提出した方で、京都から江戸までの東海道の旅を『東行話説』という旅日記を残しています。
『東行話説』では、道中の名物を見ると、とにかく食べたいと言う泰邦のために、名物を買ってくる(パシられる)従者だが、わらび餅を買ってきた時は、「まずい!」と泰邦が吐いてしまった。その上、泰邦は「こんなまずいものは自分にも人にもあげるべきじゃない」という狂歌を詠んで、従者に捨ててきてもらいました。泰邦はまずくて口に合わない場合、残りを従者に食べさせることもあるそうです。泰邦は一応貴族なので、いじきたないと思われたら恥ずかしい、という理由で従者に買いにいかせます。
この話を聞いた時、従者は大変だなと思いました。けれども、泰邦さんは安倍晴明の子孫という由緒正しい血筋です(分かりやすく犬で例えたら、血統書付のラブラドールレトリバーを思い浮かべるとよいでしょう)。もちろん御抱えの陰陽師であり、天文博士として暦も作っています。お偉いさんでしょう!一見世離れして、固そうな性格を予想する人が毒舌グルメ旅なんて本を書いてることがさらに面白いんですよね。
その他、晴明神社には撫でると厄を払ってくれる桃のオブジェクト、触り心地がよい楠なども、ご利益のある御神体として祭られていました。
正直、今も旅行中なのですが、あまり実感が持てません。今も終始ぼーっとしています。30日の睡眠時間が1時間で新幹線に乗り遅れるのでは?!と、焦って走ったところまでは現実味がありました。寝て起きたらユニバーサルという状態ですから、夢みたいです。
先程までユニバーサルにいたので、怪盗キッド様の格好をしたゆかさんが強くフラッシュバックされます。来るところ来るところで、「キッドじゃないですか!?まあまあ、キッド様がお越しになるなんて…」と係員の人に声をかけられ、たくさん写真を取りました。白いマントとシルクハット、係員さんによると、まともに着た人はゆかさんが初めてだそうです。
石山寺に着きました。ひとしきり歩き回って観光した後、カフェで一休みしています。
では、写真は帰ってからpcで載せることにいたします。これから他の3人のブログも投稿されますので、読めば補足あり、笑いありで、旅行の全貌が理解できると思うので、ぜひ読んでみて下さい。