みなさまこんにちは、てるです。
久々の投稿であります。
テストやレポートの提出が終わり、遂に春休みがやってきました。後期を振り返ると、きつくもあり、ためにもなったもののひとつに演習の授業が挙げられるなと。通年で4回の演習発表をしましたが、どの準備も、アッアッア~~って叫びたくなりました。
どんな表現をしたらいいのか分かりませんが、演習発表の準備って水の中にいるときの感覚に似ているんですよ。水というか、いくつかの流れがある液体。液体はその作品自体で、流れを作っているのは先行研究。私の場合は、先行研究に対して、「うむ、そうかそうか」と流される姿勢があったため、論文を読むたんびに、考察があっちいったりこっちにいったりして迷走しました。
流されてしまうのはテクストに向き合っていないからだと思い、テクスト→論文→テクスト…に戻ることもしばしば。少しずつではありますが、「この論文のこの部分言い過ぎじゃないか?」「私は、ここはこっちの線が強いと思うのだが…」と若干の反論も思いつくように。
水の中をオラオラもがいているだけでは、自分の求める場所には行けないわけで。自分の行きたいところ付近に先行研究の流れがあるなら、それを助けとして泳げばよいし、抗うなら抗うだけの体力(根拠)がなければならんのです。
で、迷走に陥ったら、たまには水から出て息継ぎをします。先行研究にはないところから切り込むために、たまには水からあがって、ジャングルで狩りをしてきます(化学関連の本とか、色の本とか)。で、蓄えたら再び水にざぶーんと。
例えが稚拙で申し訳ないです。しっくりくるのがこのイメージでした。
3年生にあがったら予備ゼミが始動するので、今から焦っております。演習発表内では、質問や感想を言う場面が設けられており、個人的にはとても刺激になりました。思いつかなかった点や、甘かった点が見つかるからです。
なかなか文章に収まりきりませんが、ほんっっっとに発表近くは憂鬱になって、それこそ先程の例えにのっかると、ゴボボボボッッたッ,タスケテクレエェェって溺れかけました。正直に言うと、ほぼ溺れた状態で挑んだ演習もあります…。今だから内心を吐露できますが…。
この春休みはいくつかの資格の勉強をします。自分のまわりでめちゃんこ頑張っておられるひとがいるので、毎度のように凄いなあと思っているのです。
焦りと尊敬は起爆剤だと私は思っています。やっ、やっべえぞ!って精神状態で生み出されるものって案外、やっべえぞ!ってものだったりするのでは。(語彙力が欲しい)
あと、尊敬する何かがあると、走る気力、追いつきたい気持ちが次第にわいてくるような。
ただ、焦り理論にしがみついて、レポートの提出期限ぎりぎりまで粘るのはやめましょう。うん。(自戒)
私は近代文学演習のひとつで、芥川を扱ったのですが、彼は文中にやたらとフランス語を入れたがります。唐突に「etrangerの感」とか出てきます。焦ります。彼はルー○柴さんの親戚か何かなのだろうか。現代に生きていたら、「このappleは小さいですね」とか「この猫はveryかわいいですね」とか言ってしまうのでは。
それらの語はおそらく、重要な意味合いが含まれるなど狙いがあるものも存在すると思っていますが、毎度のように友達と「急にわからん語出てくるよね」と話していました。そうなると急に愛着というか、友達だったらこうなんかなと想像が止まらんかったです。(芥川さんは「君と友達なんて願い下げだ」ってなるだろうすみません芥川さん)
きつかったけど楽しかった。得るものはあった。
話は変わりますが、春休み始まって早々、妹と焼き芋フェスなるものに行って参りました。ひたすらに芋を堪能し、自らが芋で構成されてしまうのではないかと、芋細胞(なんだそれ)に侵食され、芋になってしまうのではないかと焦りました。嘘です。幸せでした。
じゃがいもと豚肉、ならぬ、さつまいもと豚肉のコロッケを食し、焼き芋の断面に砂糖をふりかけバーナーでじゅわりと炙った焼き芋ブリュレを楽しみました。最後は、パープルスイートロードという、紫色の焼き芋を食べました。これがまた上品な甘さで、ほろほろしており、終盤のおなかの状態にはとても優しいアメジストだった。
ここ最近、ぐぐっと寒くなりましたね。
コンビニバイト中、おばあちゃんに「手、触ってもいいかしら?」と聞かれ、なぜかレジを隔てて握手をするという、謎の展開になりました。そしたらとっても冷えきっていて。「冷たいでしょ~~」っておっしゃって、そのあと「最近寒くなってきましたよね」ってお話してました。ほっこりしました。
みなさま、体調には気をつけましょう。
では、また。