まあ結局は史実が至高

どうも、はるかです。

バレンタインが近いですね。自分用のチョコレートを買いました。お金を自分で稼ぐようになったら自然と高いものを買うと思っていましたが、そうでもないようです。倹約家なんです。ケチとも呼びます。なんにせよモロゾフは美味しい。

そういえば某大人気ゲームで「紫式部」がキャラクターとして実装されたようです。歴史上の人物を「英霊」として呼び出すことができるゲームで、紫式部が出てくるのは興味深いですね。歴史に名を残したからでしょうか。今に関わらず歴史はコンテンツとして消費されます。それは文学の誕生とほぼ同じように誕生し、軍記物語やら引き語りやらで受け継がれ、劇になり、時代小説になり、大河やゲームと発展して今も続いている。戦国や幕末の人気は根強いですが、それぞれの時代がいろいろな形で娯楽を提供しています。最近爆発的な人気を博しているのは、『刀剣乱舞』ですかね。戦国の武将、幕末の動乱、日本の神のビジュアル化、刀や艦隊の擬人化、そして文学の分野では『文豪とアルケミスト』がヒットしています。他にも「題材が史実は世に溢れかえっております。最近は電子書籍の普及で、歴史研究家などでは無い人がアグレッシブな題材を掛け合わせたり、現代風リメイクが進んだり、なかなか楽しいことになってますねえ。今年度のセンターで出た古文の問題も「TS狐と姫の百合」という現代のメディア文化で言い換えられていて、興味深いなと。

そろそろ歌人来ないかな。式部が注目されている今。歌人、十分コンテンツとして成立しますからね。みんな濃いから。歌合わせとかほぼラップバトルだから。ラップバトルも確か人気でしたよね。歌人が覇権になったら私は定家と後鳥羽上皇の複雑な関係を推す。

なんにせよ史実が至高。公式が最大手。歴史に垣間見える人間性に恋してる。武士だって歌人だって世界史だって、みんなみんな生きていたんだ、名を残した人間の生涯、ストーリーとして大変面白いんだ。二次創作が見たい。

旅立ち

こんにちは。ここです。

 

今日は高校の友人が中国へ出発する前に会える最後の日だったので、二人で食事をしてきました!お互い中々予定を合わせることができず、あまり長い時間一緒にいることはできなかったのが残念でしたが、とても良い時間を過ごすことが出来ました。

彼女とは中学一年生の時からの付き合いで、中高の六年間を通して仲のいい友人でした。しかし、仲はいいけど、込み入った話をしたり相談事をしたり二人で旅行に行ったりするほどの仲ではなかったのです。それが、今では一番なんでも話せる仲といっても過言ではないほど仲良くなりました。

私たちが急に仲良くなった理由は、受験でした。私は周囲の友人より一年遅れて大学に入学したのですが、その時に一緒に勉強をしたり相談に乗ってくれたりしたのが彼女でした。周りの友人がみんな大学一年生として新たな道へ進む中、ひとり予備校に行って勉強をして…という生活は私が思っていたより辛く寂しいものでした。そんな時に一緒に居てくれたことがどれだけうれしかったか。

彼女はとても聡明で、真面目で、しっかり芯を持っている女性です。私は中学生のころそんな彼女に憧れていました。色々な才能を持っている彼女を見て、「きっと私みたいなのとは全然違うんだろうな」みたいなことを勝手に考えたりもました。しかし、受験を通して色々な話をしているうちに、彼女も普通の少女なのだということを知りました。私と同じようなことで悩み、同じようなことにイラついて、同じようなことにショックを受けているんだと、知りました。そういう時間があったからこそ、いま私はこれまで以上に彼女のことが大好きですし、何でも話せる友人になることができています。

 

こんなに身近な友人相手にも、勝手な幻想を抱いてしまう私の余裕のなさというか、視野の狭さというか…とにかく呆れるばかりですが、彼女と受験を通して改めて出会った経験はとても良い勉強になりました。世の中、悩んでいない人なんていないのでしょうね。どんな人でも、みんな同じようなことで悩んで泣いて笑って過ごしているんだなあということをちゃんと胸に留めて置けるようになりたいです。周囲の人々をただの背景にしてしまうのではなく、できるだけたくさんの人の人生を考えられるように、そんな余裕をもてるようになれたら、きっと素敵なんだろうなと思います。

 

話がだいぶ逸れてしまいましたが、彼女と出発前に二人で過ごす時間を作れて本当に良かったです。食事をしながら近況を話している間、お互い大学生になって全く違う経験をして、悩んでいることもハマっていることも少しずつズレてはきているけれど、私とは違う彼女だからこそもっといろいろな話を聞かせて欲しいなと思いました。私は留学したことがないので想像できませんが、きっと大変なこともつらいことも不安なことをいっぱいあるのでしょう。そういうものを全部まぜこぜにして、胸の中に抱えて旅立つ友と、いつ帰ってきても、今までと変わらず馬鹿な話をしたりいっぱい愚痴を言ったりする時間を持てたらいいな。

それでは。