4月が来てしまった~~。と思ったらもう月の半分です。皆さま、如何お過ごしでしょうか。
逃れられない令和。まだまだ変換機能が追い付かない令和。この元号をもう次の月では使う事になるのですね。
丁度新しい元号が発表された日は大学の新年度ガイダンスがあった日で、友人も周囲もみなどことなくそわそわしていました。そんな中私が元号より何よりも楽しみにしていたのは、、、
そう!!朝ドラです。記念すべき100回目の朝ドラ『なつぞら』の主題歌はなんと!スピッツが担当なのです!!そしてそれが意味するのは主題歌=新曲!!この日をどれだけ楽しみにしていた事か…!
朝からお茶の間でスピッツが流れる、なんて優しい朝でしょうか…もちろん私はスタンバって聴きました。朝から号泣です。元号より何よりも楽しみにしていた新曲「優しいあの子」。そのタイトル通り優しい曲でした。メインであるドラマも、画面いっぱいに広がる北海道の豊かな自然と、豪華で実力のあるキャスト陣と、オープニングをアニメーションにするという異例の試みと…と、もう盛沢山で期待しかありません。あのアニメーションも優しいタッチで、これまた主題歌とよく合いますね。時間に忙殺される朝、あの曲を聴くと1日が頑張れる気がします。
さて話は変わりまして、今年度の履修は「楽しそう!!」という安直な気持ちでぽいぽい組む事を控えめにしたので、無理も無駄も無いスケジュールが出来上がったと思います。その為に諦めた講義はなんと14単位分…。でもやっぱり惜しい…。卒業論文と就職活動でそんな暇は無い事は分っていますが、4年次でもせめて3つくらいは講義を受ける事ができたらなあ…。
今回泣く泣く諦めた講義の中には、このブログでもお世話になっている中世文学の先生の講義もありました。昨年度はその講義で能を学びましたが、今年はお伽草子や中世小説を取り上げるそうで、もうこんなの楽しいに決まってる!!と、迷いも無く履修に組み込んだ訳です。しかし、その講義は扱う内容は違えど昨年度受講した講義と重複してしまう為、履修できないらしく。心の中で発狂しました。「単位はいらない、だから受けさせてくれ―――」と。悔しかったですね。扱う作品は『とりかへばや』に『お伽草子』、今年のセンター入試で話題に上った『玉水物語』などなど。受けたかったなあ…。何より私は『お伽草子』の中でも「鉢かづき」の話が大好物で、小学生の頃にちくまだったかどこかの出版社から出ている学習漫画で読んで、すっかり虜になってしまったのです。鉢かづき姫の詠む歌がそれはそれは愛らしくて…。ああ、考えたらまた悔しい気持ちが…。くぅ…。
読んだことが無い方はこの機会に是非ご一読くださいませ。面白いですよ~。
あとはこれは個人的なビッグニュースなのですが、、、実は、公益財団法人日本文学振興会が開催している作家を招いて一般人に講義をするという講演会に当選してしまったのです。それも、あの著名な児童作家・上橋菜穂子先生の講演会に当選してしまったのです…!!!
確か芥川と直木が一緒に酒を飲んでいる写真が新聞の一面広告になっており、その広告がとても素敵だったのでその項だけ切り取ったのです。そうしてよくよく見れば、下に小さくこの日本文学振興会の事が書かれており、気になって調べてみたらこんな素敵な催し物が開かれているではありませんか!これはもう応募するしかないと思いました。
当選者はたったの100名のみ。必要な個人情報と、最後に講演会への志望理由を記入して応募するだけ。まさか当選するとは思ってもおらず、当選の書留が届いたのも4月に入ってからだったので、手にした時は応募したこともすっかり忘れていたので、封をあけて当選の知らせを見て本当に驚きました。大好きな作家さんの、それもただのサイン会とかではなく”講演会”という場で、貴重なお話を沢山聞く事ができるなんて…。いまだに信じられない夢を見ているようです。もし4月後半のブログで書けるのであれば、その講演会の感想を書きたいと思います!むふふ。
何かといいニュースばかりが飛び込んできて浮足立つ私ですが、気を緩ませてホームに転落するとか、階段落ちたりしないよう、気を引き締めていきたいと思います。それで今回はこの辺で。えぬでした!