おやつは大事

こんにちは。あかねです。国立博物館に東寺の仏像が展示されているので見に行きたいのですが、教職の勉強と卒論の資料集めに奔走しているためどこにも行けない日々を送っております。教育を学ぶのも研究も楽しいので良いのですが……田端文士記念館にも行きたいですし、武者小路実篤記念館にも行きたいですし、日本近代文学館にも行きたいです。いつか楽しく行けるよう、今は勉強を頑張りたいです。友人たちの「頑張りすぎるな!休め!」という声が幻聴で聞こえるので、きちんと休憩も取るようにします。
さて、本題に入りたいと思います。これからお話することは、実際に私の身に起きた恐怖体験です。新生活にも慣れてきた1年生は特に注意してお聞きください……。
あれは私が大学1年生になってから3ヵ月も経った、夜のことでした。
「あかね、少し痩せた……?」
「えー、そんなことないよ」
元々高校3年の頃は56~57kg。身長から考えると60kg以上あってもおかしくありませんが、様々な事情でベスト体重でした。しかしこの夜、親の疑問に笑って答えた私は、悪ふざけの気持ちもやや込めて体重計に乗ります。52kgでした。首を傾げて、目の錯覚かともう一度乗ります。52kgでした。4kgもなくなっていました。
この後、私の体重は減りに減って、酷い時は50kgになりました。分かりやすくこの危機をBGMで言い表しますと、痩せすぎ(18.0未満)と標準(18.0以上)を彷徨っている状態です。この時は、49kg以下になったら病院に行くということで親と合意していました。体調もガタガタになりました。元通りの体重になるには3年かかりました。そうです、つい最近やっと戻ったんです。
何が起きたのでしょうか。友人に相談したら、すぐに分かりました。以下、箇条書きで挙げていきます。
・おやつを食べる習慣が消えた。
・安いので専らお茶を買った。
・通学距離が伸びたうえ、立ちっぱなしも多くなった。
・学校まで歩くようになった。
・そもそも食欲が薄いため、大きさ関係なしにパン2個やおにぎり2個で満足していた。放課後のサークルに備えた夕飯も量は少なめだった。
お分かりいただけたでしょうか……。①カロリーの摂取量が減って、②運動量が増えた。このダブルパンチにより、摂取カロリーが消費カロリーを下回ったと考えられました。他にも、米やパンより野菜や肉のが好きだったとか、新陳代謝が良かった等の理由も関係しているかもしれません。とにかく、振り返ってみるとかなりストイックな生活をしていたことに気が付きました。
それからは意図的におやつを食べ、カロリーの多い昼食を摂り、清涼飲料水も時々飲むようにしました。電車内でも積極的に座るようにし、杖をついている日も無理せず優先席を譲っていただくようになりました(どなた様からも譲っていただけない時の方が多いんですけれどもね!具合が悪い方の可能性もあるので何とも言えませんが、後で必要な人に譲るつもりなら健康でも座って良いんだと、この体になってから思っております)。
友人には感謝してもしきれません。「これしか食べないの!?もっと食べなさい!」と言ってくれてありがとう……。そんなわけで、高校の頃より①おやつを食べなくなった・食事量が減った②通学距離が伸びた・運動の機会が増えたという方はお気を付けくださいね。体重の減少で風邪もひきやすくなりましたし、運が悪いと栄養の欠乏で何かしらの病を引き起こしていたかもしれません。食欲がないとか、食事が面倒くさいといった方も、どうか摂取カロリーを意識してみてください。折角の大学生活、悩み事は少なくしたいですよね……取り返しがつかなくなる前に、健康状態もこまめにチェックしてみてくださいね!
以上、あかねからの注意でした。前回から連続の注意喚起で申し訳ないです!でも、一度損なわれた体が元に戻る保証はありませんからね。「お前が言うな」と友人たちに言われそうですが、自分の体をちゃんと労わってあげてくださいね。