こんにちは、みのりです。
夏休みもそろそろ半ばを迎える八月後半。私は「ぼくのなつやすみ」ごっこ(小学生っぽい夏休みを全力で楽しむ遊び)のために、茨城県に行って参りました!メンバーはサークルの同期5人で、自分たちのことを「フェス」と呼んでいます。テンションが常にお祭りなためです。
何故茨城かというとそのうち1人が茨城県出身だったからで、その子が地元のお祭りにみんなで行きたいと思ってくれたところから計画が始まりました。
時間にして五泊六日、およそ1週間に及ぶ田舎の全力夏休み体験は、体感二日の速さで駆け抜けていきました。瞬足履いてコーナーで差をつけてたのかな。ちなみに今回のメンバーがよく使う言葉の1つに「光陰まじGoin」があります。
どんな夏休みごっこをしていたかのダイジェストを写真と一緒に載せていこうと思うのですが、相当長くなるので軽く流し読みしてくださいね!
ここに加えて毎日みんなで朝はラジオ体操、夜は絵日記を描く時間をとっていました。
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【1日目】
東京駅に集合して水戸から大洗水族館へ。
イルカ&アシカショーでは最前列のど真ん中をとり、当たり前に海水でびしょ濡れになりました。
「前から6列目までは結構濡れるのでレジャーシートなど用意してください~」というお姉さんの声と、防水対策をする周りのお客さんの中心で、濡れる気満々で最前列ではしゃぐTシャツ短パンサンダルの女子大生…。それをメンバーの誰も止めたり躊躇ったりすることなく全員が濡れる気満々なところがフェスの所以だろうとも思います。
イルカショーで濡れて外に出るとタイミング悪く激しい土砂降り。他のお客さんが雨宿りしながらバスやタクシーを待つ中、既にびしょ濡れかつ濡れても良い服装かつ近くに宿泊予定の私たちは、お腹が痛くなるほど笑いながら雨の中を走って帰りました。
1日目からこの激しさ…。旅への期待値爆上がりです。
宿に着いてからすぐに入った温泉の温かさは人生でトップに入るものでした。
夜は自分たちで質問箱を設置してランダムで選んだ質問に全員が答えるというある程度お題と目的を持った駄弁りをしました。全員喋るのが好きで1つ1つに時間がかかったためお題が最終日までなくならず、この駄弁りゲームは毎晩やることになりました。
あと1人が事前にメンバーの替え歌の歌詞を作っていたので(なぜ??)、この日にみんなで歌って録音を残しました。
【2日目】
朝は海でキャッキャウフフごっこ、その後水戸観光など挟みつつ宿から友達の実家に移動して、ザリガニ釣りをしました。駅で虫取り網を買って、それを持ちながら闊歩する女子大生…。恥じるどころか何故か少し得意げです。
私は生まれも育ちも東京なので噂に聞くザリガニ釣りは正真正銘の初体験でした!!学んだことは、ザリガニがバケツの中にいっぱいいると怖いということです。
ザリガニ釣りの餌は臭いが広がりやすいという理由でさきいかだったのですが、ザリガニは普通に生きていたらイカの味も臭いも知らないはずなのになんでみんなさきいかが美味しいことを知ってるいるのかがすごく不思議です。誰か知っていたら教えてください。
夜ご飯は古民家で炭火焼の美味しいご飯を食べたり温泉に入ったりと楽しく過ごしました!
【3日目】
小学生の夏休みをやっているところですが、現実の私たちは成人女性。まあ使える利点は使っていきましょうということで、ここからドライブ移動が始まります。5人中3人は運転ができ、1人は地元なので土地勘もある!調子に乗って事故を起こすなんて絶対に嫌なので全員で気を張って安全運転ではありましたが、「イライラする」という感情と無縁の5人なので何が起きても穏やかで平和な移動が出来ました。よかったよかった。
大学生のうちにやっておきたいことの1つに「友達とドライブ」があったので、無事に達成出来たことが嬉しくて仕方ありません。
ただ弊害としては、小学生になりきって絵日記を描いているのに急に○○ちゃんの運転が~等々出るバグが発生したことです。
車で向かった先はひまわり畑ときのこ博士館。どちらも無料なのに充実した内容でめちゃめちゃ良かったです!!!
広大なひまわり畑の迷路では妖精おじさんがゴール付近まで導いてくれて、きのこ博士館では森の色々を学べたおかげでその後メンバーのよく使う言葉の1つに「これも森になるからね」が追加されました。
その後スーパーに寄って食材を買い、夜はキャビンを一軒使えるキャンプ場でBBQ&マシュマロクッキーをやりました♡
あとは近くのアスレチックで全力で遊んだり、虫と格闘したり、お化けを怖がってトイレに付いてきてもらう子がいたり、二層式洗濯機との死闘の末敗北し結局床に洗濯物を広げ扇風機で乾かしたり、夜中に鍋ラーメン食べたりもしました。
【4日目】
キャビンで起きてから、1日目の夜に録音した替え歌のダンスを踊りました。1人しかまともにダンスを覚えていないので、みんなその子を見ながらワンテンポ遅れて踊り、その子が間違えると全員で間違えている謎動画が撮れました。
チェックアウト後は近所の立派な道の駅を堪能したり、美味しいコロッケを食べたり、裏の川で遊んだりしました。川では2人が全力でシャボン玉を作り、3人が水鉄砲でそれを狙い撃つという生産と消費が同時に行われ後に何も残らない虚無の遊びをしました。
シャボン玉はするする逃げてしまうので撃つのもなかなか難しかったです!
ここまで連日夜更かし6~7時起きが続いたため眠気がすごく、途中でお昼寝も挟み、夕方からスイカ割りもしました!大人がスイカ割りをやると指示が緻密すぎてただの人間クレーンゲームになります。
【5日目】
ついに来てしまった最終日!
この日も朝早く起きて、実家のお父様お母様の協力のもと桃&巨峰の収穫とトラックで竹をゲットしに行きました。
収穫物を家に置いてから川に移動、5人で鮎取りをし、捕まえた鮎を家に持って帰ってお昼ご飯の準備です。
鮎を取る前、お母様から「もし一匹も獲れなかったら獲るのが上手そうなおじさんに私たち一匹も獲れなかったんです~って言えばもらえるよ!」と教えてもらい、生きるのが上手い~!と思いました。結局10匹はとれて、お昼ご飯には問題ありませんでした。
2人が先程獲った鮎を塩洗いしている間に3人が竹を切って流しそうめんの台を作り、お椀も竹で用意しました。
キャンプに必要なものをお借りして、お父様お母様と一緒にまた別の川へ移動!そこで鮎と流しそうめんと桃とぶどうとなどなどご飯を食べました。午前中だけでも情報量がすごい日でした。
その後川で石を投げたりメダカを追いかけたりアイスクリームを食べたり坂を転がったりまたアスレチックで遊んだりしました。川でみんなが水切りをしているとき私は横で「通った人が不安になる石」と称して賽の河原的な石積みをしていたのですが、1人が石の積み方を見ただけで「じゃあ私鬼ね!」といって崩してきて、教養というには常識すぎるかもですが、そういった認識の一致に「大学生なんだよなあ…」と改めて感じたりしました。
大学生が全力でメダカに翻弄されてるんだよなあ……。
その後一度家に戻ってシャワーを浴び、鮎を捕まえた方の川に戻って花火大会を楽しみました。茨城の友達が当初みんなで見たいと言っていたお祭りがこの日で、最終日の夜にみんなで花火を見て翌朝解散という流れです!
お祭りでは財力に身を任せ屋台飯を買い漁り、これまた憧れの「お祭りに来て手にいっぱい屋台の色々を抱えている人」をやりました。うう、幸せ…。
花火を見ながら屋台飯を食べ、幸せの反動で誰かが「夏祭りでこんな風に花火見るのなんて最初で最後かなあ」といったことを言ったとき、1人が「これが最後だと思ってねえから」と返し、かっこよすぎるだろとゲラゲラ笑いました。
祭りを堪能したあと、家で駄弁りのお題を消費し、みんなで相撲を取って頂点を決め、思う存分夜更かしして、今回の旅は終わりました。いや~~濃かった!
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全日分長々書いてしまってすみません!
ここまで長々書いたのは、今のところ思い出の記録として残っているのが写真と絵日記だけだからです。写真はまだしも絵日記!!!小学生になりきっているので支離滅裂だし情報は圧倒的に足りてないし、そもそも1日の密度が高すぎて絶対に絵日記に残せる量でもなく…。そんな状態で絵日記だけが残ってしまうと、思い出したいときにそれしか資料がなく、だんだん記憶も絵日記にある部分だけに淘汰されていってしまう気がするのです。
今は思い出せることが、絵日記を見るたびに絵日記に描かれていないことが記憶から薄れていってしまうのがやっぱり残念。なので、今のうちにブログを利用して残そうという考えでした。そのせいで長くなってしまってすみません!!
それでもここですら書ききれないことも多く、書くほどじゃない下らないことだけど楽しかったことも多く、その積み重ねで1日があっという間だったことも確かで、全部を残そうとするのはやっぱり難しいですね。結局それでいつも「楽しかったことは覚えてる」という状態になるんですね。
昔はそれがすごくすごく嫌だったけど、今はそれもいっか!という気持ちもあります。忘れたらまた新しい楽しいことをすれば良いんだな~という。
小学生の夏休みを全力で楽しもうとしたことで自分自身の変わったことや成長したとこもよく分かった気がします。
大声で自信持っていえるのは、人生最後(学生最後)の夏休みに、これまでの夏休みの中で一番楽しい経験ができたことです!!!
そして、その楽しい思い出を私だけが持っているのでなく、行った5人が共有できていることが嬉しいな~と思います。
残りの学生生活もこの調子でやりたかったことを消費しつつ頑張るぞって気持ちです!あと運転ももっと安心安全を目指して、行ける場所を増やしたいです!
ほんとに長くなってしまった。
ここまで読んでくださっ方ありがとうございますm(__)m
茨城は良いところでした!!!
それではまた!!