8月のオープンキャンパス

こんにちは、みのりです。

8月3.4日、日本女子大学では夏のオープンキャンパスが開催されました!

日本文学科の説明は3日に行われ、暑い中多くの高校生の皆さん、保護者の方々が来校して下さいました。

当日私は日本文学科の在学生代表として、高校生の皆さんの前でお話させていただく機会を頂いていました。その際にブログ部のことにも触れたので、オープンキャンパスに来てくれた方々が今読んでくれていたらいいなあ~~と思いながら書いています。

朝学校に向かうとき、土曜日なのに電車の時点で制服の高校生がちらほら見えて、えらいな~懐かしいな~と心が浮き足立っておりました。

 

今回のブログでは、来て下さった方には文字記録として、時間が合わなかった方には紹介として、お話した一部を載せておこうと思います。

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(前略)

日本文学科での活動をまとめますと、

そもそも授業で基本をしっかりおさえてくれること

そのうえで授業外でも様々な活動が盛んであること

そしてそれらの活動は決して全員への義務や強制ではなく、もっと深く知りたい、色々挑戦したいという学生に応えてくれる場であること

総じて「真面目に楽しく」活動が出来ていること

などが挙げられます。

「真面目に楽しく」の例として、普段は真面目にゼミの活動をし、長期休みでゼミ旅行をすることなどもあります。こういった旅行でも、観光地として存在を知っているだけの状態で行くのと、知識をつけた状態で「ここは誰々が住んでいた場所だ」「誰々が日記に書いていた場所だ」と分かって行くのでは、楽しさも理解も全く変わってきます。

 

こういった普段の生活を踏まえ、私自身が四年間を過ごしてみて実感した文学部、日本文学科の魅力としましては、

①大学生活の貴重な時間を本当に自分の好きな勉強に費やせることの楽しさ

②歴史や文学史の中の過去の人々が、その人の書いた日記や物語、周辺人物への理解によって、親しみやすい距離の近い人物になっていくことの楽しさ

③言葉を磨くことで思考力が鍛えられ、言葉を使う技術が向上すること

④歴史への理解が深まることで視野が広くなること

などがあります。

これだけでなく、文学部の魅力はそこで過ごす一人一人によってまた新しく発見されるものもあると思います。

文学部と聞くと、「社会にどう役に立つの?」「勉強して何になるの?」といった疑問があがることがありますが、文学部で学ぶことは言葉を鍛え、思考力を磨き、人類の営みを繋いでいくことであり、確実に社会に必要な学問であります。

(略)

私自身が共学と女子大の違いから感じた女子大のメリットとしましては、女子大には教育面でも就職活動面でも、「女子のため」という点に特化したサポートの手厚さ、環境の良さがあります。

文学部に進みたい、でも就職が心配…。そんな不安を抱えている方にこそ、むしろ心から日本女子大学をお勧めしたいなということを感じております。

またサポート面以外でも、女子大のメリットとして「何をするにも自分自身を基準にやりたいことを選べること」があると思います。

共学では意識下・無意識下で男女の役割が分けられ、女子は男子の補佐的な立場に就く機会が多くなります。その点女子大という環境では、固定された役割から解放され、一人の人間として、誰かに遠慮するのではなく自分自身を基準に持ち、芯のある自立した女性として成長することが出来ます。

 

大学自体が、「自分のために使える時間」がたくさんある時期ではありますが、その時期を心から自分のために使い切ることができるのは女子大のメリットだと思います。

どこで何をしても何もしなくても大学の四年間という時間は変わりません。ぜひ自分自身の「やりたいこと」「ありたい姿」を目指していただければと思います。

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などなど…。

 

文学部企画だったので、大学四年目にして他学科(英文、史学)の方々やOGの大先輩方とお話でき、またそれぞれの方の盛り沢山な学生生活のことをお聞きできて私自身すごく楽しい時間を過ごせました!

大学生活が楽しくて楽しくて、魅力的な人がたくさんいて、会えば会うほどかっこよくて憧れてニコニコしてしまって、四年間いても飽きるどころか「もっといたい!」と強く思うばかりです。

間違いなくここまでの人生で一番自分のやりたいように楽しく過ごせた期間でした。

加えて思い返してみると、一年生の頃から放送研究会でキャンパスツアースタッフなどもしていたので、四年間オープンキャンパスのお手伝いに参加できたことになります。何かノルマを設定していたわけではないですが、達成感がありますね…。ツアースタッフも学科スタッフも楽しかった!

はああ〜〜卒業したくないなー!!!!まだ夏だけど!!!

 

高校生の皆さん、在学生の皆さん、日本女子大学という場所を通して私に出会ってくれた多くの方々一人一人に楽しくて素敵なキャンパスライフがありますように!

体調に気をつけて、夏休み楽しんでくださいね~!

それではまた!