灯と模写

みなさまこんにちは、てるです。

お盆近くは気温が下がるイメージがあるのですが、今日も変わりなく暑いですね。大して動いていないのに、暑さだけで体力消耗してしまいます。どうなっとるんや、地球。そう問いかけずにはいられない━━━。壮大な問いかけだなあ。

8月最初の週に、最後のレポートを提出し終えまして、本格的に夏休みが始まりました。なんやかんやで1週間ほどが経過しました。特筆することはなく、バイトとインターンがあったくらいです。

久々に(短い)お絵かきブームを迎え、アニメキャラをひたすら模写したり、海洋生物の絵を描いたり、イラストのメイキング動画を観たり…という変化はありました。

模写をしていて思ったのですが、何かを正確に写し取るって本当に難しい。細部まで描こうと必死になると、全体に目がいかず、最終的にバランスがとれない。逆に、全体ばかり見てると細部がおろそかになる。
ちょっとやってみるか精神で始めたせいか、ヒィヒィ言うという結果に。また、どんなに真剣に模写をしてみても、完成すると、「なんか違うぞ…?」と違和感ばかりが残ってしまうのです。

模写に限らず、何かを真似するのって案外難しかったりしませんか?
誰かがやっていると簡単そうに見えるペン回し。逆上がり。あやとり。

でも、実際にやってみるとなかなかうまくいかないものです…。上記の3つは未だにできないのです…。生きているうちに成功させたい。

一回描いてみて、模写を眺めるとズレに気づきます。自分が描いたものを観察して「修正する」ことが大事とのこと(模写に関するネットの記事から)。
物事を見ているようで、案外見られていないのだなということに気がつき、模写を飛び越えて精神的な部分でも反省しました。

練習していって、最終的に色をのせた原稿を一枚完成させたいなと意気込んでいるところです。

そしてそして!
絵に関連して、先日「小畑健展」なるものに行って参りました!小畑健先生と言えば、過去にブログで取り上げた『ヒカルの碁』や、『DEATH NOTE』『バクマン。』『プラチナエンド』で作画を担当していることで有名な方です。

小学生の頃、『バクマン。』(作画、ストーリーを各々担当する2人の登場人物が、夢を叶えるゆえ、他の漫画家たちと刺激し合いながら成長してゆく物語になっています。だいぶかいつまんだ説明なので、気になった方は読んでみることをおすすめします)を表紙買いしたことがきっかけで、他の作品も読むようになりました。当時の私にとって、細部まで再現された背景、感触が想像できるほどの塗り、個性的なのに不自然じゃない構図、どれも本当に衝撃でした。

絵に惚れた末、小畑先生の画集を買ってもらったこともあります。

いくつもの原稿が並ぶ空間。作品の見せ場を考慮した展示の仕方。ネームが実際の原稿へと変わっていく様子が分かる展示。実際のメイキング動画。描きおろされた作品展用のイラスト。

小畑先生の絵の魅力をフルで伝える工夫がなされていました。私自身、世代だったこともあり、『バクマン。』の単行本の表紙絵と久々に巡り会えたことにとても感動しました。
小学生の頃から10年近く経ちますが、今も昔も、心の底からぶわっと湧き上がる気持ちは変わらないんだなあと実感しました。

小さく灯されていた絵への興味に、油が注がれた1日でした。

好きな漫画家さんは沢山いますが、実際に展示会に赴くことがなかったため、積極的に行くようにしたいなと感じました。もっと情報収集しよう。

ではでは、今日はこのあたりで失礼いたします。

まだまだ暑い日が続きますが、塩分とりつつ水分補給をして、過ごしてゆきましょう!

それでは、また。