夏休みも自主ゼミ活動!

こんにちは。あかねです。さきおととい、つまり8月26日は近代文学自主ゼミの活動日でした。今回はその様子についてお話ししたいと思います。
夏季休暇中の自主ゼミ活動は、まず全員で夏休みの予定を突き合わせるところから始まります。ご指導は渡部先生にしていただくので、渡部先生がいらっしゃることができる日をメールでお尋ねします。その後、先生の都合が良い日の中で、学生たちが一番参加できる日のアンケートをLINEグループで取ります。こうして決まります。今年は先生も含めて12人の参加でした。
午前中は研究の進行度やそれに対する助言の時間でした。今年は室生犀星の『蜜のあわれ』を扱います。テーマごとにグループ分けがされているので、各グループの動きがどうなっているかの報告をしました。研究内容の詳細はお楽しみに……!来年の『研究ノート』をチェック!
そしてお昼。近代文学自主ゼミでは例年ピザを注文し、お店に歩いて取りに行っています。駅とは反対方向にピザ屋さんがあるのですが、取りに行く場合に限り「2枚頼むと1枚無料」なサービスがあるところも!嬉しい気持ちになれます。あまりピザを食べることもないので、「1年に1回、このゼミで食べるだけだ~!久しぶり!」と後輩ちゃんと話しました。
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ピザとチキンとポテト
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プチパンケーキとエッグタルト~院生の先輩のお土産であるメレンゲを添えて~
午後は研究のテーマから外れた研究をしました。具体的には表記の揺れからの考察です。例えば「クチベニ」と書かれていたのに数ページ後では「くちべに」になっていたり、「コドモ」と書かれていたのにページを進めるにつれ、「子供」の箇所と「コドモ」の箇所が出てきたりします。他にも振り仮名がカタカナにされている部分や、漢字で書けるところがあえて平仮名で書かれていました。表記の揺れ以外でも、田村ゆり子という幽霊の登場人物について、殺されてから発見に至る経緯の矛盾点について考察を深めました。掃除夫の人が扉からすかして死体を見ているのに、第一発見者は牛乳配達人とはこれいかに……。そんなこんなでワイワイと議論を楽しみ、まったりゆるゆると研究に勤しみました。楽しかったです!そういえば私ももう4年生……あれが大学生活最後の夏休み中の自主ゼミだったのかと思うと名残惜しい気持ちがあります。
そんな近代文学自主ゼミですが、なんと、自主ゼミ員2人が入っている演劇が今日と明日、行われるそうです!
演劇の宣伝
以前拝見したのですが、ストーリーにも演技にも惹きこまれました!今回は即興劇だそうです。一度きりの舞台、素敵です!後輩ちゃんたち、応援してます!以上、あかねでした。