聖地巡礼

こんばんは。さやかです。

この前、初めて神保町にいきました。

そう、古本まつりです。本当はブックフェスティバルの日に遊びにいきたかったのですが、予定があわず、それでもなんとか青空市をしている時に遊びにいけました。

一言で言うと最高でした。古本屋さんだけで一日楽しめる。歴史書やらドラマ等エンタメやら純文学やら絵本やら、古本屋といってもジャンルが色々あります。今回行った古本市では道に本棚がずらっと並び、それを眺めるお客さんもずらっといました。平日の夕方遊びに行ったのですが、結構人がいました。

古書と聞くと、どうしても三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖』を思い浮かべてしまいます。栞子さんのような女店主はいないのかなぁとか、古本屋さんって本当にあの小説のような日常を送っているのかなぁとか、そんなことを考えながら各店を回りました。

私は今まで古本屋というものに縁がありませんでした。小さい頃も今も、近所になかったからです。私にとって本は専ら新刊を買って読むものでした。それでも、今回神保町行ってみて、「さまざまな人の手を渡ってきた古本には、新刊にはないロマンがある」と感じました。災害を乗り越え、破損もせず、綺麗な状態で店に辿り着き、新しい主人を探している本たち。これだけで胸が熱くなります。これで内容が面白かったり、貴重な本だったりすると、もうやばいですね。古書マニアの気持ちが少しわかってきたような気がします。

今回はあまり時間がなく急いで回ってしまったので、今度はぜひ1日がかりで遊びに行こうと思います。

そうそう巷ではブックカフェやらブックホテルやらが注目を集めているらしいですね。ブックホテルって、もう言葉の響きだけで夢のよう。ぜひそちらにも行ってみたいです。寝ずに一晩中本を眺めている未来が見えますが…

出版不況で次々と本屋さんがなくなっていく時代ですが、こういった場所が少しでも多く、長く、続いて欲しいなと感じました。

それでは、また!