めぐりあわせ

こんにちは。れいかです!

まだまだ寒い日が続きますが、少しずつ風が春めいている気がしています。
さて!今日は、先月の嬉しかった出来事をお話ししようと思います~!

 

ある先輩と一緒にご飯に行きました!
偶然に偶然が重なって、長い間お世話になっている先輩です。

 

最初の出会いは、私が小学校1年生、先輩が6年生の時でした。
私は地元の公立小学校に通っていました。
入学した時、先輩は1年生のお世話をしてくれる「1年生係」をやっていて、一緒に遊んでもらったりしているうちに、大好きなお姉さん的存在になりました。

 

先輩が小学校を卒業し、再会したのは私が小4、先輩が中3の時。
本校の中学の文化祭に行った際に、家庭科棟の廊下でばったりお会いしました。(笑)
私はおそらく気づいていなかったのですが、先輩が「れいかちゃん」と声をかけて下さり、私も一緒にいた両親もびっくり!
とても嬉しい再会でした。

 

次の出会いは、私の中で一番印象的で、「こんな偶然あるんだ!」という感じで、かなりよく覚えています。
私が中3、先輩が大学2年生の時です。
私は第一志望校だった本校に無事合格し、のびのびとした中学校生活を送っていました。
そんな中学校生活もあと2か月で終わろうというとき。
放課後、教室で漢検を受けていました。
漢検を受けて、用紙を集め終わった後、試験監督の人が私の名前を呼んで近くに来ました。
私は突然のことにびっくりして、「なぜ?」「不正は何もしていないはず」という思考回路でした(笑)

 

そして、監督の方はあの時の先輩だったことが分かったのです!
この時先輩は二十歳。
先輩が小学生、中学生の時しかお会いしたことがなかったので、もう見た目も話し方も完全に大人で驚きました。
名前を見て気づいて下さり、わざわざ声をかけて下さったことが本当に嬉しかったです…!
漢検をやっていた教室は5個以上あったはずなのに。今振り返ってもこの偶然はすごいな~と思います。
本校に入ってから、先輩に学校内でお会いしたのはこの日が初めてでした。

 

 

その約2年後。私が高校2年生の時に先輩は中学校の教育実習にいらしていて、再び校舎内でお会いすることができました。
翌年には高校の国語の非常勤講師をされていました。
残念ながら、私は先生の授業を受けられませんでしたが…。
大ホールで新任の先生の紹介があって、目の前に先生として立っていらっしゃった時は驚きと共に、とても嬉しい気持ちになりました。

 

そして私は日本文学科に進むと決め、今に至ります。
先輩は大学院に進まれたので、去年は何度かキャンパス内でもお会いすることができました。
さらに、先輩はこのブログ部の卒業生でもあるので、共通点が多く運命を感じます(笑)
ブログネームは「ほっしー」さん。ご存じの方もいますでしょうか。

 

長くなりましたが、念願かなってご飯に行ったんです。
小学1年生を思えば、電車に乗って先輩と二人でご飯に行けるなんて、夢のまた夢という感じで…!(笑)

 

お店を決めるのも楽しかったです。
グルメ通な先輩は候補をたくさん出して下さって、知らないお店も多かったのでワクワクしながら見ていました。
「好きなところでいいよ~」と言って下さり、結局カレーに行きつきました。
また?という感じでしょうか(笑)ブログの記事が3連続でカレーになってしまいました。
千駄ヶ谷駅にある「MOKUBAZA」
ここも行列ができるお店ということで、開店時間の30分前に着いたところなんと1番!
ラッキーでした!

 

キーマカレーのお店で、サイズはSMLから選べます。
チーズやアボカド、ナッツなどがあり、トッピングもできます。
店内は本棚などがあり、素敵な空間でした。
ただ、席数が少ないので早めに行くことをおすすめします。

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カレーはとっても美味しかったです。
見て分かる通り、ぱっと見「目玉焼き!?(笑)」という感じのインパクト大の見た目!
この白いのは全部チーズです!
私はカレーの次くらいにチーズも大好きなので、(小学校の自由研究でチーズについて調べて新聞を作ってました(笑))
ほんとに最高の組み合わせでした!幸!!!

 

キーマカレーはスパイスがきいていて想像よりも辛く、チーズのまろやかさと絶妙に合うんです!
そして生卵を崩しながら食べると二重に楽しめます。
先輩はアボカドチーズカレーを頼んでいました。
チーズの下に薄切りされたアボカドが円状に並んでいて、見た目が美しかったです!
キーマカレーが更に好きになりました。

 

お店を出ると行列ができていました…
早めに行って大正解!人気の理由が分かります。

 

お茶でもしようか~となり、向かった先はモスクラシック!
初めていきました。
店内はおしゃれで落ち着いていて…。
マークはモスですが、特別感がありました。
ダッチ・ベイビー・パンケーキを注文。
前からひそかに気になっていたので、嬉しかったです。

ダッチベイビー

パンケーキとフレンチトーストを足して2で割った感じ(笑)
伝わらないですよね。(笑)
甘すぎず、量もちょうど良かったです。
アイスがアクセントになっていました。
冷たいものとあったかいものの組み合わせ、好きです!

 

写真には写っていませんが、カフェラテを飲みながらいろんなお話をしました。
小学校から大学まで同じ学校の唯一の先輩!
共有できる話がたくさんあって楽しかったです。
小学校のときの先生の話、中学校の行事、高校の部活、先生、クラスなど、話題は多岐にわたりました。
忘れかけていた思い出が鮮やかによみがえり、とても懐かしかったです。

 
年が5個離れていると中高大で直接関わることはないため、自分の時と違う部分(学校のルールや流行っていたものなど)もあって、お話してそれが分かるのが新しい発見でした。
貴重な機会だなと思います。
大学の授業のことや資格のお話もお聞きすることができ、楽しいと共にとても勉強にもなった時間でした。

 
大学一年生は目の前の授業や課題に追われ、気づいたら終わっていたという感じだったので、慣れて余裕が生まれる分、これからは楽しみながら学びたいなと思います。
そして、先生方ともっとお話ししてみたいと感じました。
大学で1年間過ごしたからこそ分かる話もあり、春休みの今、こうして様々なお話ができて良かったです。

 

10年以上続いている、このご縁に心から感謝したいです。
そして、これからも人との出会いを大切に過ごしていきたいと思います!

それでは、また!

湯西川温泉!

こんにちは。とみーです!
先日、栃木県湯西川温泉に行ってまいりました。平家の落人が過ごした地としても有名な場所です。
ローカル線を乗り継いで旅をしたのですが、私の地元から片道約三時間、そして往復で六千円かかりませんでした。安い!
東武日光線なる、四両の電車に乗りました。席は全てボックス席で、フッカフカでした。湘南新宿ラインなどの混んでる車両とは違い、まさかの一車両貸し切り状態。旅行のタイミングのせいもありますが、誰もいないので、はしゃいでしまいました。
こんな感じです ↓

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出発時間がお昼ごろだったので、湯西川温泉駅からバスに乗ってそのままホテルにチェックイン。
お部屋へ案内されて驚きました。なんと部屋の名前(?)が百人一首!!他の部屋の名前も確認したのですが、全部百人一首でした。テンションが上がってしまい、部屋名を見ながら百人一首を唱える人になりました。多分、日本文学科の人なら思わず唱えたくなってしまうのではないでしょうか。部屋の中には掛け軸があり、部屋名と呼応した百人一首が書かれていました。こだわりの感じる仕様が素敵すぎて、一緒に来ていた友人と「雅~~!めっちゃ雅いいい!!」と(迷惑にならない程度に)叫びました。

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ホテル内で平家に縁があるからこそだなあと感じたのはこちら。↓

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一枚目ですが、平家王朝がさねと書いてあります。部屋の下駄箱の上にありました。さすがに他のお部屋は確認できませんでしたが、恐らくそれぞれの部屋で違うかさねが飾られてあるのでしょう。やっぱり雅!

二枚目は白拍子の写真。湯西川では、夏になると平家大祭というお祭りがあるようです。
ホテルの廊下の壁に、祭の様子を撮った写真が展示されており、こちらもその一部です。写真の右下部分には「平家大祭(6月5・6・7日)で舞う白拍子の舞」と書かれております。
私が後期でやった中世文学講義という授業でちょうど白拍子が出てきていたので、思わずパシャリ。

一泊二日だったのですが、温泉は貸し切り状態で楽しむことができました。会食形式のご飯もめちゃくちゃおいしかったです。掘りごたつになっている囲炉裏で、ニジマスを焼いて食べたのが最高でした。
一つ残念だったのは、楽しみにしていた「平家の里」という観光施設が休館だったことです。事前に調べなかったのが悪いのですが、丁度私が旅行に行った日から、恐らくコロナ予防のためと思われる消毒休館期間に入ってしまっていたのです。そのため、一日目も二日目も、湯西川で大きな観光をすることはできませんでした。無念。

湯西川温泉では、夏には平家大祭、竹の宵祭、湯殿山神社大祭、また冬にはかまくら祭と素敵なイベントがあります。ですので、今度はイベント期間にリベンジしようかと思います。平家大祭では本格的な装束をまとって、かなり大規模に行列や舞などを行うそうです。今回は、ホテルの廊下で写真を鑑賞するのみでしたが、ぜひ行ってみたいです。
かまくら祭の方も、死ぬまでに見たい風景五十選的なものに入っている程美しいらしいです。(一緒に宿泊していたおばちゃんたちに教えていただきました)

何も見ないで帰るのも悔しいので、二日目は一時間に一本の電車を待つついでに「龍王峡」という駅で降りて大自然を観光しました。壮大な名前からして何かあるだろう、という予測のもと降りたため、完全にノープランでしたが、大当たりでした。

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めちゃくちゃ綺麗な景色!そして人もいない!(一枚目の人は私です)

茶屋のおばちゃんの好意で荷物を預かってもらい、一時間近く山を歩きました。丁度穏やかな気候の日だったため、山の空気が程よく涼しく爽やかで、最高の気分で旅行を終えることができました。

電車を逃したら帰れないという田舎特有の状況を楽しみつつ、のんびりノープラン旅というのもたまにはいいものですね。

肝心の「平家」要素をあまり持ち帰ることができませんでしたが、湯西川ではどこを見ても「平家」という言葉があって、とてもワクワクしました。リベンジ旅行を果たしたら、今度こそ、「平家の里」へ行ったり、何かしらのイベントに参加できたらいいなと思います。

かなりお財布に優しい旅行なので、湯西川、関東圏に住む人におすすめです。ローカル線乗り継ぎでぜひぜひ。

それでは、またお会いしましょう。