秋の夜長ならぬ、春

こんにちは!とみーです。
もう聞き飽きた単語ナンバーワン、コロナ。憎きこのウイルスのせいで、見たかった映画がことごとく公開延期となり、悲しみに暮れています。
なんだか暖かい日も増えて、春だと感じる毎日。しかし、今年は大々的にお花見することもできず、近所の桜の木をそっと眺めるくらいです。みなさんにとって、春の訪れって何でしょうか?
私が明確に「春だ!」と思うのは畑に菜の花が咲いた時です。夏、秋、冬は何の作物もないただの土の畑なのですが、春は嫌がらせかと思うくらいの量の菜の花が咲きます。アクセスはいいけれど、畑に囲まれてしまっている我が家は、そのせいで春になると恐ろしいくらい菜の花の香りに包まれます。
窓を開けようものなら、濃厚な菜の花の香りに支配される空間。正直、テレビとかで見かける菜の花の名所より咲いているし、菜の花の名所って楽しいのかと疑問に思ってしまいます。
長い休みですが、家からあまり出ることもないため、四六時中菜の花。飽きてきたので、早く違う季節になってほしいなあと切実に願っています。

さて。やることが無いわけではないが、はまるものが無くて暇状態に陥ってしまった私は、いわゆる2.5次元の世界に足を踏み入れました。もともと色んなジャンルのものに手を出していましたが、本格的に見るのは初めてでした。
見た作品は、ミュージカル『テニスの王子様』、通称テニミュ。その界隈ではあまりにも有名なものです。
結果、見事にはまってしまいました。

役者の方々の熱意、努力、ダンス、歌。それがすごく伝わってきて、見入ってしまいました。必ずしもキャラに似ているわけではないけれど、舞台に立つと、そのキャラになってしまう演技力。とても感動しました。
テニミュはご長寿ミュージカルで、約17年続いています。原作のストーリーを分けて、何年もかけて一周、最初から最後までやっています。そして、丁度今年の二月に三周目の公演がすべて終わりました。
私が最初に見たDVDは一周目の頃のもの。十年くらい前のものだったので、現役で見られないことにショックを受けてしまいました。当時のキャストさんが2009年とかに書いたブログとかも漁りました。が、せっかくなので、現在のテニミュも見てみよう!と思い、現在のものも見ました!(笑)
キャストが変わってもそれぞれが作り上げるキャラがあるってすごいですね。圧巻でした。主人公の周りとかは、バトンをつなぎ続けて、現在は十代目のキャストさんです。同じキャラを何人もの人が演じてきています。それでも、どの人もそれぞれ違う個性を見せつつ、そのキャラになっていました。
テニミュというものだけでなく、気が付いたらキャストさん一人一人が大好きになっていました。
先ほど書いたのですが、二月に三周目の大千秋楽も終わっており、今やっている公演はありません。ですが、テニミュは普通の公演だけでなく、ドリームライブと呼ばれるライブが存在します。これは、ミュージカル内で使われた歌や踊りをライブとして提供するもので、お客さんもペンライトとかを持って、盛り上がっていいものとなっています。
全公演を終えた今、2020年のドリームライブが五月に控えています。ドリームライブ自体は毎年行われていますが、全公演を終えた状態でやるのは、今年を逃すと次は何年か後になります。それに(絶対やってほしいですが)四周目があるとは限らないので、最後の可能性もあります。

これはぜひ見届けなければならない。

チケットを手に入れることができるかどうかは定かではありませんが、まず、コロナが早く収束することを祈ります。
全部終わった後にはまってしまった私に、最後に残されたドリームライブという希望。無事にやってくれることを、切実に願います!!

それでは、またお会いしましょう。