最近の唯一の楽しみはベランダで子供の遊ぶ声を聞くことです。どうも、ここです。
皆様いかがお過ごしですか。私は引きこもり生活がいよいよ辛くなってきました。
引きこもりには自信があったんですが、さすがに1ヵ月半仕事以外で一切外に出ない生活をしているとやることもなくなりますね。
そもそも同じ引きこもりでも、「外に出る選択肢がある上での引きこもり」と「外に出る選択肢がない引きこもり」では、大分違うのだなあと(やっと)気が付き始めました。これまでも1週間家から出ないなんてことは普通にやってきた私ですが、そういう時は遊びに行こうと思えば行けたわけです。
夏休み中だったら「暑いからやめようかなあ」とか、GW中なら「混んでるの嫌だからやめよ」とか、そんな感じ外出をやめていたわけですね。
つまり、外出しない理由が自分発信だったということ。それが、どうでしょう。急に自分以外の理由で「外に出るな」と言われると「いやいや外出たいんですけど」って思っちゃうんですよね。人間というのは贅沢な生き物です。
そんなわけで外に出たくなってしまったので、散歩にでも行こうかなあと思ったりもするんですが、なんか「公園もむやみに行くな」みたいな風潮じゃないですか。だから出られるところがベランダくらいしかない。たまには日の光を浴びないと不健康な気もするし。そうして一日に一回ベランダで風に当たっているわけですが、いざ往来を眺めていると色々と発見があるものです。
まず、人が多い。
ちょっと物議をかもしそうですが、混雑してるわけではないのでご容赦ください。“いつもにくらべて”人が多いという意味です。つまり、いつもは人っ子一人いないんですよ、昼間の住宅街の道なんて。それが今日見てみたら、マラソン大会でもやってるのか?というくらいのペースで人が走ってくるんです。ランナーが一人来たなあ、と思ったら追いかけるようにまた一人、それが過ぎると家族でランニングをする4人組、つづいて老夫婦、つづいてまた家族…みたいな感じで。
そして、その近くでは子供たちがボール遊びをしていたり、おじさんがベンチで本読んでたり。なんともまあ、のどかな。空も青くて、桜並木の緑がまぶしい…。平和だなあ、なんて錯覚しそうな風景でした。
家族がそろって家にいたり、普段は仕事をしている方が家に居たりするから見られる景色だったのかなあ、と思い、まあ普通に自粛生活は辛いけど、悪いことばっかじゃないわな。と思い直しました。
のどかな風景を見て、なんかいい文章が書けるような人間だったら良かったんですが、ただただ感想を述べただけの文章になってしまいました。許してください。人と話さな過ぎてただでさえ不自由な日本語がさらに酷い有様になっているのです。大学生にもなって「先生あのね」書いてるみたい。
先生あのね、今日は、ベランダで家のまえの道をながめました。たのしかったです。
それでは、また。