ある年の瀬

2020年1月1日。私は今年最初のブログを担当しました。東京オリンピックにディズニーの新エリア誕生。感動が沢山詰まった1年になることを楽しみにしていました。けれど、現実はそうでなくて、外に一歩も出られない日もあったり、毎日毎日更新される感染者数に落胆したり。家に籠ってばかりいて、ブログに書くことなんて何もないと焦ったこともありました。でも、こうして無事に大晦日を迎えられて、直接は会えないけれどパソコンや電話を使って大切な人の声は聞けて、明日の朝になったら「明けましておめでとう」って言えるのってとても幸せなことなんだと感じます。2021年、どんな年になるのかはわからないけれど、やっぱり新しい年を迎えるのは楽しみなものです。

さて、今年最後はどんなお話をしましょうか。1年のまとめといえば、4年生の場合、やはり卒論の話になります。私自身、これまであまり卒論についてはブログに書いてきませんでしたので、書き終えた今思うことを今日はお話したいと思います。

3年生の頃から約2年間をかけて仕上げる卒業論文。書き始めは規定の字数にただただ圧倒されて、本当に書けるものなのかと不安を抱きました。書いている最中も不安だらけ。論の方向性に無理はないか。わかりにくい構成になっていないか。先行研究で実は言われていたなんてことはないか(しっかりと目を通したつもりでも時折あります。論の主軸ではない部分でさらっと一行触れられているなど)。調べたのに何も役に立たなかったなんてこともありました。少し前、テレビで外国の方がこんな言葉を真剣な表情で語られていて、その時は笑ってみていたけれど本当にその通りだった。「われわれは、ここには〈いない〉という痕跡を発見した。」ジャングルで何かの動物を探す番組だったような気がするのですが、この言葉って結局のところ何の痕跡も発見できなくて事態に進展はなかったってことですよね。それをいかにももっともらしく言うとこういう表現になる。しかし、卒論ではまさかこんな風に書くわけにはいきません。「実際に当時起きた事件と本作の描写は何の関係もないという事実を発見した」なんてね。調べたものが関係なかったとなると、費やした時間を振り返って不安になる。ゼミ発表まであと何日と数えて焦り、教育実習があることに気付いて焦り、データの保存が上手くいかなくて焦り。私は提出の際にあろうことか添付の仕方を間違えまして、提出後も達成感より落胆する気持ちの方が大きかった…。取扱った作品タイトル同様、それはまさしく「苦の世界」。自宅でずっと一人でいることがだいぶ影響したのだと思いますが、本当に2年間「苦の世界」に紛れ込んだ気分でした。

けれど、不思議なことに、「苦の世界」に紛れ込みながら書き終えた瞬間の心は「楽しかった」という気持ちで満たされていました。不安になって焦ってばかりいたのに、何が「楽しかった」のかは実はいまだによくわかりません。例えば、旅行に行って「楽しかった」というのは、どの瞬間を切り取っても楽しい思い出としても残っていますよね。しかし、執筆中はどの瞬間を切り取っても常に不安や焦りと共にあったように思います。その心理状態は決して純粋に「楽しかった」と言えるものではないわけです。しかし、その不安と焦りでできた瞬間が集まって構成された卒論執筆期間というのは楽しい思い出として私の中に残っている。達成感や満足感ではなくて純粋な楽しさとして残っているのです。これは不思議な感覚です。実は『苦の世界』という作品も、描かれる一つ一つのエピソードは救いようのないものなのですが、全体を通して見ると何だか楽観的な明るい世界として見えます。どうやら、作品に漂う雰囲気は卒論執筆中の私たちに大きく影響するようです。不安と焦りでできた救いようのない毎日だったけれど、全体を見ると何だか明るく楽しい2年間だった。扱う作品によっては2年間の感じ方もきっと異なってくるのでしょう。作品世界にどっぷりと浸った、個性あふれる感想を共有したいものです。

あと少しで新年です。明日は家でまったり過ごす予定。そういえば、『苦の世界』にも「ある年の瀬」と題して年末年始の光景が描かれていました。類にもれず救いようのない年の瀬なのでこれはあまり実践したくないけれど、おせちを食べてお餅を食べて、お酒は飲めないので(作者・宇野浩二もお酒が飲めないらしい。何だかちょっと嬉しい)ジュースで乾杯をして、平凡だけど特別な1日を過ごしたいと思います。

それでは皆さま、良いお年をお迎えください。

ぐずぐずな話

こんばんは、まなです。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。もう今年も一日しかないのかと思うと、やり残したことがたくさんあるような気がしてきます。毎年、時が過ぎるのが早いなあと思いますが、今年は特に早く過ぎてしまったような。

さて、実は私、今月重めの急性胃腸炎に罹ってしまい、一週間近くまともな食事や生活が出来ませんでした。ひどい日は夜通し腹痛に苦しみ、寝られないほどでした。おかゆ生活から脱し、ラーメンを食べた日は、普段いかに自分が美味しいものを食べていたのかを実感しました。今はただ、食べ物と看病してくれた家族に感謝を…。

この急性胃腸炎でしばらく布団で寝たきりになっていたのですが、ある日の朝、起きようとしたら背中に激痛が走りました。何事!?と驚き、その痛みゆえパニック状態に。腕を震わせて命からがら調べてみると、恐らく「ぎっくり背中」らしい。原因は、運動不足や同じ体勢を続けていることによる、筋肉疲労などによって筋繊維の伸縮性が悪く筋肉が固い状態になっているからだとか云々…。寝てばかりで運悪く背中の筋肉が硬直してしまったのでしょう。急性胃腸炎が治りかけたと思ったら、今度は「ぎっくり背中」。今月はまともに生活できた日は片手で数える程度。私が何をしたというのですか…。とりあえず、周囲にぎっくり腰になった人がいたら、優しくしようと思いました。

結論、健康が一番。みなさま、くれぐれも体調には気を付けてくださいね。

それではまた、良いお年を。

さよなら2020

みなさんこんにちは!はるなです~。
先日卒論を無事提出し、ホッと一安心しています。後は口述試験を残すのみです。どうか上手くいきますように……!!製本も行いたい。

さてさて2020年も残すところあと2日ですね~。はや~い‼
我が家は大晦日に向けてゲームやお菓子等、新年を楽しく迎えるための準備に余念がありません。アナログゲームも捨てたものではないですね。フェイントをかけたり、相手の真意を探ったりと頭を使うので、スリルと緊張感が半端ない!!他にも楽しいゲームはないかしら……。
最近はオンライン旅行や講座にも参加しています。この間はロンドン在住の学芸員の先生(日本人)による西洋美術に関する講座に参加しました。TV番組やネット、書籍等を通して(大学の講義でも触れられたものもあった気がする)見たことがあった絵画も多かったのですが、それらが意図するものを把握していなかったことに気づかされました。
今まで芸術に触れても良いな、素敵だな、面白い。これで終わっていたのですよね。。。
しかし、その作品が作られた背景、歴史、暗示されているもの、秘されたテーマ等を知ると見方が変わる。より味わい深くなる。

これって、文学にも言えることだと思うのです。その作品をしっかりと理解するためには、テクストをしっかりと読むことは勿論、歴史や著者の人生・考え等々、物語の裏にあるものを知ることも必要です。こうして考えると日文の学びは、その人がどう作品を捉えるのかを見つけることにあるのかな。そして卒論は大学4年間で育み、培ったその集大成なのかもしれませんね。それに数々の演習の授業、苦い記憶も数多くありますがこれらの経験から、前よりは論理的な思考が持てるようになった気がします。いかに自分の考えを整理し、根拠を持って意見を伝えるか、とことんまで考えた4年間だったなぁ。
卒論を提出し終え、授業も残す所あと一回と考えるともう卒業(できるならば)も間近に感じます。どうか、卒論が受理され口述試験を突破し、卒業できますように。あと卒業式が行えますように。

今回はここまで、はるなでしたー!

昨日スマホのガラスフィルムを交換する際に指を切ってしまいました。なかなか傷口が塞がらないし、かなり痛いです。みなさんも気をつけてくださいね。

おつかれさま!にーぜろにーぜろ。

こんにちは、みどです。

2020年も残り4日ですね!我が家では、10年以上嵐のファンの母と妹が、ここ最近毎日1日1回は嵐の事を思い出しては、悲しい顔をしています。私はそこまでファンという訳では無かったのですが、家の至る所に嵐のグッズ・うちわ・ポスター、母の車内では嵐の曲が流れ、嵐が出ている番組は家族で見たりと、身近なところに嵐を目にする機会が沢山あったり、実際に嵐のLIVEや嵐のワクワク学校に参戦したりとなんだかんだ思い出があるアイドルです。そんな彼らが今年の12月31日をもって解散…。なんだか、関係のない私まで心にぽっかり穴が開いてしまいそうな気持です。自分の推しグルが解散になったら…いや、考えるのはやめよう。辛すぎる。
ちなみに12月31日大晦日は嵐の最後のLIVEがあるみたいで、母と妹は嵐としての最後の5人の姿を見届けるようです…!頑張れ!!!

そんなこんなで2020年も終わりという事で、今年一年の自分の投稿したブログを読み返してみました。
こうしてみると、1年ってあっという間だな~と感じます。(毎年言ってます)2020年の私は、どんなことに興味を持ったのか、どんなことを頑張ったのか、どんなものに心を動かされたのか。読み返して、「あー!こんなことも書いたっけ!」「そうそう、こんなこともあったよなぁ」「この時の私はネガティヴだったな~」とその時その時の自分を思い返し、まるでそのブログを書いた当時の自分と対峙しているような気持でした。
2020年、すごく大変だったけど「今できることを頑張ろう」って自分を励まして頑張ったよね。お疲れ様、わたし。2020年の色んなわたしをハグして褒めてあげたい。そして、2021年はもっと楽しくて笑顔あふれる年にしようね!2021年のわたし、どうぞよろしく!!!

今日は新一年生の顔合わせ会だったようで、ブログ部にも新しい部員さんが増えました!わーい!!色んな方々の個性あふれるブログが読めることを期待し物凄くワクワクしています…!そんな楽しみを胸に抱きつつ、2020年のみどのブログはここで締めさせていただきます。

みなさん、よいお年を!!!

どんなラッピングに包もうかな

こんにちは! 今日のお相手はむーです。

卒論!!!!!!!!!!!
出しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ウワアアア(´;ω;`)
とりあえず新年は健やかな気持ちで迎えることが出来そうです……よかったほんと……まだ受理されるかはわからないけれど……

今年度は、日本文学科はオンライン提出でした。例年であれば製本会社さんにお願いしてハードカバーにしたものを二冊用意し、一冊は保管、一冊は研究室まで届けに行くのですが、現在私たちの手元にあるのはデータのみです。
けれど、おそらく今後の人生で論文を書くことはないだろうし、ある意味一生ものだから。それと2月に控える後述試験で、「〇〇ページの何行目について~」と質問された際に現物があると便利、とも聞くので、出来がいいわけじゃけしてないけれど本の形にしてみようかな、と考えています。
どんな製本会社さんにお願いしてみようかな。せっかくならソフトカバーで作って、同人誌みたいな感じで遊び紙をいれてもらったりとか、表紙のデザインも考えたりしてみようかな。

あまり調べもしないうちから、夢を膨らませています。そもそも1冊からでも作ってもらえるものなのか……? だめそうならたくさん作るか……

自分の文を本にするのって、すごくわくわくしてしまいますね。きっとこれが卒論提出期間中であったなら、デザインなんて迷ってる暇なし!!! 一番オーソドックスなやつ!!!一番早く作ってもらえるやつ!!!! だったと思います。これこそきっと一生に一度の機会、少しゆっくり悩むことが出来て、嬉しく思う気持ちもあります。

自分で自分にあげるお年玉というか、かなり遅めのクリスマスプレゼントというか、そんな気持ちで作りたいなと思う所存です。

それでは今日はこのへんで!
お相手はむーでした、みなさま良いお年を!!!!!!!

今年のサンタクロースはマスクをつけてやってくる

世界で一番優しい嘘は、サンタクロースのことだと思う。
白い嘘、という言葉がある。これは相手のことを思ってつく、小さな優しい嘘のことだ。サンタクロースもその一種だと思う。だから「サンタクロースなんて存在しないんだよ」なんて、言ってはいけない。これは規則とかルールとかではなく、ナンセンスであるからだ。だから、この先そんな無粋なセリフを言うことなどないと思っていた。
「サンタクロースはいないんですよ」
言った。

気がついたら12月24日だった。今までで一番感慨も何もないクリスマスイブ。今年は全体的に色褪せた一年だった。目には見えないものに、ずっとてんやわんやして、嫌な緊張感と閉塞感、終わりの見えない不安を抱えながら、気がついたら時間が経っていた。淡い日々だった。クリスマスというのも、もはや恋人たちの専売特許に成り果てたイベントで、当たり前のように恋人のいない僕は、このご時世わざわざ外に出ることもない。ピザを頼み缶チューハイを開け風呂に入って猫のミミちゃんを撫でて寝る。普段と何も変わらないただの12月24日の夜。それだけだと思っていた。
「は?」
子どもがかぶるような赤いサンタクロースのコスプレをした女がいた。風呂から上がった直後、リビングのラグの上に座り込んでいる女が見えた。声をあげると気づいたのか、こちらの方を向く。
「え、警察」
「あ、いや、違うんですよ。警察呼ばないで」
「呼びますけど」
「いや、いやだって、違っ、いやほら見て、サンタクロースですよ。だから警察呼ばないで。ほら、どこからどう見てもサンタクロース」
「いや、サンタクロースはいないんですよ」
それ、空き巣って言うんですよ。しかも今空いてないし。

「ちょっと落ち着いて聞いてください」
12月24日に入ってきた空き巣がサンタクロースの可能性について考えながらも、いつでも110できるように、スマホは手から離さないようにして、説得に応じてみる。落ち着いてください、はこちらのセリフだが。女は武器などは持っていなさそうだし、僕はだいぶ酔いが回っているし。あと律儀にマスクをしている姿が、憎めなくて。
「まず、私はサンタクロースですね?」
「違います」
終了。
「いや、もうちょっと聞いて! サンタクロースです」
「プレゼントもらえるならまだしも、もの盗むやつがサンタを名乗るな」
「でもサンタクロースなんだもん! 本当!」
「もしかして三田(さんだ)さんみたいな名前だから、あだ名がサンタクロースとか?」
「違うもん。ほんとだもん……」
三田さん(仮)は白と茶色の三つ編みの先をくるくる指に巻きつけながら、涙を溜めている。いや、スルーしてたけど、白と茶色ってすごいな。どうやって染めたのかな。
「とりあえず不法侵入ですよね?」
「サンタクロースにそれ言うの反則でしょ」
「なんとお前はサンタクロースではないんだよ」
もう、面倒になってきてしまった。そもそもこの部屋に盗まれて困るほど高いものもないし、さっき財布とスマホが盗まれてないのは確認したから、さっさと帰らせよう。警察に連絡するのも面倒だし、いいや。
「だいたい、サンタクロースって寝てる間に来るんじゃないの」
僕はどうでもよくなってしまって、三田さん(仮)に缶チューハイを渡し、自分ももう一缶開けた。三田さんは丁寧に断りつつも、おつまみに出したスモークチーズと柿ピーは一人で全部食べた。食い意地張りすぎでは。
「寝込みを襲うのはさすがに……」
「寝込みを襲うとか言うなよ。お前はサンタの設定を守りたいのか壊したいのかどっちなんだよ」
「でも寝てるときじゃ意味ないし。今現れてみせることがプレゼントだし」
「いや、サンタクロースは姿見せちゃいけないし、その点でもお前はサンタクロースじゃないんだよ」
「じゃあなんで誰も見たことないのにサンタクロースには赤い帽子と白いお髭とふくよかなお腹のおじいさん、というパブリックイメージがあるんですか」
「うわ〜面倒! 妖怪と一緒みたいなもんじゃないですか? あ、あと不法侵入も駄目だよ」
「サンタクロースだし……」
議論はずっと平行線だ。なにより、茶髪白髪の高校生くらいの女の子相手に、ずけずけ問い詰めるのも気が咎める。
「だいたいさぁ、俺はもうプレゼントもらえないでしょ。こどもじゃないし、良い子でもないし」
「そんなことないよ」
三田さんは僕の肩に手を置いた。
「まさくんは良い子だよ」
「え」
思わずのけぞってしまう。
「確かにね、まさくんはもう大人って呼ばれてるかもしれない。20歳も過ぎたし、お酒だって飲める。皆からは大人って呼ばれてしまう。でも、でもね、バイトも頑張って、大学も頑張って、何より先も見えずに不安ばかり募るこの世界を、なんとかめげずに生き抜いたってことだけで偉いよ。疲れたね。大変だったね。そんなこと言ったって、皆そうでしょ我慢しなきゃって言われちゃうから、全部全部飲み込んでぐっと耐えて、我慢してたの偉いね。疲れたね。良い子だね」
三田さんが僕の頭を撫でてくれる。暖かい手のひらに、懐かしい感覚に喉の奥が苦しくなってくる。油断したらしゃくり上げてしまいそうだ。
「サンタクロースが誰だか分からないなら、誰がなったって良いでしょ。きみにとって、クリスマスが誰の誕生日だって関係ないかもしれないけど、素敵な日が一日増えたと思ったら嬉しいでしょ。良い子も悪い子も分からないけれど、サンタクロースが来てくれたんならきみは良い子だ。それで良いと思うんです」
三田さんは後ろ手に持った袋の中から、小さな箱を取り出した。赤い包装紙に金色のリボン。
「メリークリスマス。何も無かったような、何も無くなってしまったような一年に確かな愛を。辛かったきみにねぎらいを。頑張ったきみに祝福を。聖なる夜にサプライズ。今日だけの特別なミラクル。それこそがプレゼント。私はずっと見てたよ。だから褒めてあげるの」
金色のリボンを解くと、中から現れたのは、
「ミミちゃん⁉︎」
うちの飼い猫だった。そして三田さん(仮)は忽然と姿を消していた。

そういえば、うちで飼っているミミちゃんは、白地に茶色の模様が混ざった猫で、人で数えると高校生くらいのメスの子猫である。あと、よくよく考えれば、うちの部屋のドアはオートロックだし、5階だから窓から入るのも難しい。あと、「まさくん」なんて母親しか呼ばないから、母親とやりとりしてる場面を見た人じゃなきゃ知らないはずである。

サンタクロースがいないなら、誰だってサンタクロースになれるということでもある。クリスマスに特別なことが起きるなんて、クリスマスだからこそ特別不思議なことでもないし。

変わらないこと

 

今日はクリスマスイブです。

 

本当に今年はいろんなことがありました。

私自身、今までの生活が微妙なバランスの上に、ギリギリのところで保たれていたのだと、実感しました。

自分のなりたい方向と、そうなり切れない心とのせめぎ合いが、起きていました。
1年前は、自分が変わることが楽しみで、将来にドキドキしていたのに、全然描いた「私」にはなれていなくて、今についていくことに精一杯でした。全然上手くいかなくて、悔しかったです。本当に、私は弱い人だなぁ、と実感しました。

強くなりたいです。

心が強い人に憧れています。

私の尊敬する、敬愛する女優さんが、この間、コロナ禍で自己内省したけれど、結局「私は変わらない」って思ったと言っていました。それを聞いた時、「変わらない」ということは強さなんだ、と感じました。いろんな情報を見聞きして、何が正しいのか簡単に判断できないけれど、自分のことを信じることができれば、とその時に思いました。

私には、昔から一つ考えていることがあります。普通でありたくない、という気持ちです。少しでも、「稀有」なものに触れていたい、そして自分も、稀有な存在にはなれなくても、少しでも固有な「私」でありたい。でも、そうなるためには努力が必要なんです。

この間久しぶりに(もちろん十分な感染対策の上で)出かけた時に、青い橋の見えるところがあって、そこ辺りがちょうど暗がりになっていたので、街中なのに星がきらきらと輝いていました。すごく冷たく、静謐な空間でした。周りに人もいなくて、一瞬だけ、この慌ただしい世の中のことを忘れていました。

そこには去年と、一昨年と同じ時間が流れていました。

 

その時に、やっぱり頑張るしかないんだ、と感じました。変わらない自分でいるための、努力が必要なんだと、思いました。悶々とし続けていた心が、溶けた瞬間でした。
今まで頑張ってこなかったわけではなく、少なからず自分では、限界だなと思うくらい頑張ったと思います。けれども、もっと自分にベクトルを置いても良いのかな、と感じました。
自分が好きな自分であるための努力を、怠りたくないです。

 

もう2020年もあと1週間しかありませんが、少しでも悔いなく終わることのできるように、過ごしています。自己満足かもしれませんが、まずは自分で満足できることが一番。一つ突破口を、見つけた気がしました。
すごく前向きな気持ちで、クリスマスイブを迎えられたのが、今はとても嬉しいです。

 

例年よりも静かですが、皆さんもよいクリスマスをお迎えください!

 

幼気な鶏さんをシメて食す日がやって来る~♪

皆さんこんにちはお久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか、えぬです!!

12月前半の投稿は卒論の提出の事もあり、我儘を言ってお休みを頂いておりました。お陰様で、無事卒論を提出する事が出来ました~~~~~~~~~~!!!!!!!!(ドンドンパフパフ!!!

さてさてそんな卒論に関するお話ですが、卒論のストレスで過食気味になり胃腸が弱ったのと、卒論を書き終えてからぎっくり腰もどきになりました笑!!!!!!!若くてもなります!!!!!急に来ますので、皆さんも気を付けてくださいね!!!!!!長時間同じ姿勢でいたり座ったままでいたりすると、本当に危険です。本当に危険です。あなたの腰を守れるのは貴方だけなのです、骨を大事に……。

しかしぎっくり腰だろうとバイトは休めない!!推しに貢…捧げるお金を稼ぐには労働が伴うもの。ぎっくり腰もどきになりながら、クリスマスプレゼントラッシュと『鬼滅の刃』と『呪術廻戦』と『チェンソーマン』を求めてくるお客様の対応にメリー苦しみました。『チェンソーマン』は絵柄のベタタッチな雰囲気が好きなので、私もいつか読んでみたいです。電子で買ってしまおうか……。

 

さて話は変わりまして、推しバンドスピッツの配信Liveが21日より各チケットサイトにて販売開始されました。そのお値段なんと……¥1500!!!!!!!!!!!!!!!!

大御所バンドとは思えぬ価格設定に、ファンは逆にお金を受け取ってくれと泣いてしまう案件が発生する始末。私はクリスマスと正月とあと5回は見ようと思っています。推しバンドからの素敵なクリスマスプレゼント……泣死ぬ程幸せです。

今年も残すところあと僅かとなり、この1年時間が勿体なく過ぎていく感覚ばかりを味わっていたのですが、推し達が元気でいてくれたらもう他には何も要らないか…という境地にまで辿り着きました(笑)コロナが世に広まって1年経ってもこの国は相変わらずの危機感の無さなので、自分の身は自分で守る事しかできませんが、隣人にも愛を持ち、かつ推しにこれまでと変わらない愛と感謝を捧げていきたいですね!!!!!!!

では皆さん良いクリスマスをお過ごしください!!そしてよいお年をお迎えください~~~~!!!!

プレゼントの形

こんにちは。とみーです。
もうすぐ年末!あの締切、この締切、やり残している色々な作業。気持ちばかり急いていて嫌ですね。
心当たりがある人は私と一緒に頑張りましょう。

さて。もう何人かブログ部員の方が書いているのを見ましたが、私も12月になってようやく誕生日を迎えました。成人の仲間入りです。どの友達とも対面はできていませんが、プレゼントはわんさか届きました。郵便受けに、置き配に、ヤマトさんから受け取りも。あらゆる配送手段で私の自宅にやってきました。

彼女らはなぜ的確に私の欲しいプレゼントを贈ってこれたのか…。ズバリその正体は「amazon欲しいものリスト」です。

実は、10月後半くらいから、一部の友人に「欲しいものリストを公開しろ!!!!」と脅され(?)ていまして。その様子があまりに面白かったので、こちらも粘りに粘って、何も入れていない空っぽのリストを公開するなど、無駄な抵抗をしました(笑)。結果、12月6日が誕生日なのに、1日くらいに公開して、「誕生日までに届かないんだけど!」と文句を言われました。

その後、なんと友人はわざわざprime会員になって、当日より前に届くように調節したらしいです。実際4日に届きました。プレゼントの鬼(誉め言葉)ですね!

今まで、欲しいものリストは、ブックマーク代わりに利用していました。それをまさか人に物をたかるのに公開することになるとは…。何がいいかな~と厳選して、リストに500~2500円くらいの幅を持たせて、何個か入れたんです。選べるように、公開してと言ってきた人数より多めに。
そしたら、一人で2個とか3個とか送ってくる人がいたんです!!!!!!!!! おばか!!!!!!! おかげで私のリストの中身は完売し、母と兄には疑いの目で見られました。私は悪くないと思います。

とても楽しかったので、次は私が彼女らに送りつけてやろうと思います。首洗って待っててほしいです(このブログは見てないと思いますが)

ふぅ。これが私の今年最後の投稿になります。ので、少し早いですが、締めの言葉。
皆さん、一年間おつかれさまでした! 良いお年を!

それでは、また。

振り返ってみた

こんばんは!
本日の授業で「良いお年を」と挨拶を交わし、もう12月も終わりに近づくことを実感したあやです。

2020年を振り返るとやっぱりあっという間で、忘れられない嬉しいことや自分の未熟さを感じる悔しいこともあり、感情が忙しかったというのが感想です。
特に、今年度からじっくり取り組んでいる演習の授業では、とりわけ学ぶことが多かったです。作品をよく理解したうえで、自分はどのような点を考察として言及するのか。ただ先行論文を引用してまとめていくのでは不十分で、自分の考えを明確に伝えることができません。去年以上に考えを書く機会が増え、改めて難しさを感じています。思いつかないときは全く思いつかないし、考えが浮かんで文章がまとまったときはパソコンで文字を打ち込むのがとてつもなく楽しいです。ただ時間がかかって焦りがちなので、見通しの悪さを直すのが私の課題ですね(笑)

3年生からはいよいよ卒論ゼミも始まります。私の心中では、もうすでにビビりまくっていて、卒論と聞くと冷や汗が出そうです…
しかし、長い期間をかけて苦しみながらも1つの作品に取り組むことってとても素敵なことですよね。卒論題材の決定のために、残りの12月は気になっている作品を読み返していきたいと思います!
それでは〜