深く息止め 膝をつき 強く踏み出し駆け出せ
駆け抜けて行け 激しく自分を抱きしめて
(斉藤由貴 アルバム『LOVE』「意味」より)
2021/1/1、2021/1/2、2021/1/3…2021/1/11、新年明けて、私は毎日日記をつけています。
毎日が目まぐるしく終わっていった2020年、結局何を自分が得ることができたのか分からないままで、途端に気持ちが焦りました。一日一日を、少しでも意味のあるものにしたい、と思って、一言でも良いからと思い、日記を始めました。三日坊主の私ですが、今日時点では一日も欠かさずに書き続けることが出来ています。
元旦から4日までは、朝7時前には起きて、ずっと神社で働き、夜になって倒れるように眠る毎日でした。その後一日休んでまた神社に、そして今日も神社に。その合間になんとか、課題をこなしています。卒論や就活、進学などが本格的になる今年。まとまった出社は難しくなると思い、なんとか頑張りました。
神社で迎えるお正月も4回目。毎年忙しくもあり、楽しくもあるのですが、今年は感染対策にたくさん気を遣いました。検温、消毒、手洗い、三密回避…とっさの判断を求められる時もあり、終始気が抜けませんでした。物を介しての接触が多いので、一日に何回も手を洗い、手が痛くもなりました…。
それでも、お正月の神社は清々しくて、今年も無事お正月が迎えられたのだなぁと嬉しく思いました。
去年を振り返ってみると、自分の足りないところばかりを感じた一年でした。
神経質な性格ゆえ、コロナウイルスへの対策に自分で自分に疲れもしました。不安になるからニュースは見ない方が良い…と言われていましたが、自分の想像力の方がずっと怖いです。もはやウイルスとの戦いではなく、自分との戦いになってしまいます。私は、物事が自分一人の世界で完結してしまっているところが多いので、それが良い所でもあるのですが、少し変われたらな、と思います。
一つ一つの悲しいことに、全て意味をもたらそうとすると、余計に自分が辛くなります。数年前の悲しみは、今となっては意味も関係なく、自分の人生に生きているように思います。私の場合は、少し後ろ向きな気持ちくらいで、前を向いている方がちょうど良いと思っているので、心掛けていきたいです。3月になれば、大きな仕事から手が離れるので、焦らずにじっくり将来に向けて歩んでいきたいと思っています。