お久しぶりです。しおりです。
2021年初めてのブログですが、気が付けば、お正月から既に2週間が経過していますね。のんびり家にいたはずなのに、何だかあっという間に1月も半ばになりました。
先日は成人の日がありましたね。遅くなりましたが、新成人の皆さま、ご成人おめでとうございます。今年は成人式が中止になってしまったところもあり、残念に思われた方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。そんな中、京都きもの友禅の対応が話題になっていました。
「あなたのハタチに、「また来年ね」なんてないから。」
公式ホームページに掲載された文章を読みました。たった十数行の文章ですが、そこには心のこもった言葉がありました。色々なことが中止になったり、延期になったりするけれど、だからと言ってお祝いする気持ちを自粛する必要はない。当たり前のことですが、改めてそのことに気が付かされました。今年しかできない、今年だからこその「おめでとう」の伝え方。非常事態を悲観的に捉えず、特別な思い出に塗り替えていこうとする姿勢を教えられたように思います。
けれど、成人式って懐かしい友達と久しぶりに会う機会でもありますよね。一昨年は私自身も遠くの大学に行った同級生と久しぶりに近況を報告し合いました。成人式は振り袖を着て写真を撮るだけの会ではないはずです。ハタチに「また来年ね」はないけれど、久しぶりの再会に「また来年ね」はあってもいいのではないかと思います。同窓会、何歳の時にやらなければならないという決まりはありません。21歳のおめでとう、22歳のおめでとう、23歳のおめでとう。20歳のおめでとうとは別に、特別な「おめでとう」をみんなで祝うのもすてきではないかと思います。学校の都合、仕事の都合で予定が立てにくくなるなど現実的な問題もあるかと思いますが、どうか思い描いていたような、懐かしい再会の機会が全ての新成人の方に訪れてほしいと願っております。
さて、大学共通テストももうすぐです。受験生の皆さま、どうか健康第一でお過ごしください。私たち大学生にできることは、必要以上に出歩かないこと、感染を広めないこと、安心して受験できる環境づくりを妨害しないことなのかもしれません。沢山の「おめでとう」に溢れるすてきな春が訪れますように…!!
ブログ更新もあと数回となりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。