おめでとうござい

 ますらお
 


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 ほんと年始からどうでもいい駄洒落こきやがってこのたおやめが
 とお思いになりましたね。まったく分かっておられねえな。こういうのが大事なんだよ。こういうのを繰り返すことで徐々に身についていくんだよ。
 なお分かっておられたらもちろんいいわよ。いよっ分かってるね~大統領! ヒュー!! 総理大臣~!!
 ほかには「六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)」の音を一字変えて寝る前のあいさつとかにするのはどうだろう……
 つまり……だめこれ耐えられない恥ずかしい。筆舌に尽くせるけど絶対に尽くしたくない。したけりゃ私以外の人がひとりでやって! 私は知らんわ!
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 皆さま年末年始はどのように過ごされましたか?
 私は人さまに申し上げられる過ごし方をしておりませんでした。「一年の計は元旦にあり」といいますが、その言葉から考えると早くもミッションインポッシブル。
 ただ、その厳しくも清々しい言葉より、「取り返しなどいつでもつくからいつでもつけよう!」と考えたい方・そしてそう考えるべき方というのは世のなかに少なからずおられるはず。たとえその発想によって招かれるものが「いつでもつくなら明日つければいいわ」であったとしても、「もう取り返しつかねーしどうにでもなっちまえやドチクショー」よりは、精神衛生上まだずいぶん良いのではないでしょうか(もちろん行動を伴わなければ最終的には無意味に違いありませんがそれはもはや言うまでもないことです)(わざわざカッコつけてまで言っておりますが)。
 破滅的・刹那的な考えを持つのはどういう状況にしろ誉められたものではありません。結局ノストラダムスもマヤの大予言も共におっぱずれたではありませんか。マヤの大予言のときなんて普通にかぼちゃ食べてゆず湯入っておなかの皮膚がかぶれた。
 いかなるときも希望を忘れてはならない!
 救いのない状況などない!
 人に頼れない状況などない!
(でも誠意は常に必要)

 というのが私の今年の姿勢になるかと思います。そう、抱負ではなく姿勢なのです。抱負を変えると人として軸がぶれている感じがぬぐえませんが、姿勢であればまだそれに比べれば変わるもやむなしというものよ。ずっと同じ姿勢でいたら背骨ガチゴチになっちゃうもの……
 そのようなわけで、この低姿勢ポジティブから始まって、年末に至るまでのあいだに離陸時の飛行機の鼻先のごとくグググーイと上を向くなり上昇するなりできればいいな~と思っています。みんなも新年だからって無茶すんなよ!
 自分で書いておいてあれだが高姿勢ネガティブってどんなの?
 入水寸前の文豪?
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 折りたたんだ割にあんま長くなくてめんご。
 今年もよろしくおねがいし鱒二。
 ちなみに益荒男と鱒二だけで日文系のマス尽きたからもうマスで終わる挨拶書けん。
 今年の目標は知識を増やすことだ! きっともっとたくさんのマスがあるはずだ!