みなさん、こんばんは。さやかです。
早いもので、もう一年が終わろうとしています。ついこの間「あー、二年生になっちゃったなー」とか思ってたのに、いつのまにか二年生も段々と終わりが近づいています。そろそろ予備ゼミどうするか決めなきゃ。
さて、今日は「全国大学ビブリオバトル2019首都決戦」のアルバイトに行ってきました!5分間で好きな本を紹介して、いかに「読みたい!」と思わせたかを競うビブリオバトル。今日は全国の予選を勝ち抜いた強者たちがプレゼンをしているのを影から見守っていました。
結論から言うと、「やっぱり本って、活字って、文学っていいな」とそんなことを思わされました。
ノンフィクションやファンタジー、ホラー、絵本と幅広いジャンルの本が紹介された今日の大会。様々な人がその人らしいプレゼンをしていて、本のことだけでなく、発表する人の人柄までもわかってしまうというビブリオバトルならではの魅力を存分に楽しんできました。ですが、そんな様々なプレゼンであるテーマが共通して話題になったのです。それは
「本や読書に意味はあるのか?」
ということです。正直、本がなくても生きてはいける。何でもスマホ一つあれば出来てしまうこの時代、若者の活字離れが叫ばれるこの時代、読書は必要なものなのか。そんな言葉が質疑応答やプレゼンの中で数回あがりました。
その答えは人によって違うと思います。実際、発表者の方々はその人ならではの答え方をされていて、共感する部分も多かったです。
これはあくまで私の個人的な意見ですが、文学にはやはり意味があると思います。たしかに、文学があってもお腹は満たされないし、寒さをしのぐことはできません。でも、もしかしたら一切れのパンよりも、一冊の小説を望む人がいるかもしれない。暖かい家よりも、一つの詩が救いになる人もいるかもしれない。科学技術は今すごい発展を遂げていますが、時にこれは無力です。地震で電力が供給されなくなれば何も出来ないし、きっと人類は永遠の命を手にすることはできない。そういった科学の限界に直面した時、私たちに寄り添ってくれるのが文学なのではないかと思うのです。もちろん、そんな深刻な状況でないときでも、ふとした時に背中を押してくれる。新しいことを教えてくれる。今までになかった体験ができる。そんな文学は、いつでも私たちのそばにあるものなのだと、私は考えています。
…なんだか長くて堅い話になってしまいました。つまり、私は文学が大好きということです(急に適当)。あー、本読んでビブリオバトルしたい!
それでは、また2020年にお会いしましょう!