年の瀬のはなし -世界の時計のはじまりと

むーです。すっかり年の瀬ですね……!

今年は2019年、令和元年。あといくつか寝ると2020年、令和2年になります。

西暦的にも和暦的にも、何か一歩進むような、来年はすごく特別な年になるような、そんな感じがします。

けれどこの数字が意味するのって、ただただ2020年くらい前に1人の男の人が生まれて、アジアの小国を担う象徴的な存在が変わってから1年が経つ、ということでしかなくて。

宗教学の授業を取ったり、文学史を取ったり。そんな今年、素朴に気がついたのは、世の中のおおよその基軸は全て文化で出来ている、ということでした。

確かにその土地では、2020も2もとても大切な数字、その年そのものを示す数字です。けれどそれって全ての人、生き物に等しくそうなのではなくて。それでも、私たちはその数字に即して動いて、考えます。歴史を遡るとき、未来に予想を立てるとき。理系も文系も垣根なく、西暦や和暦を同一の軸として、物事を理解しようとするのです。

いったら、「何が世界のはじまりか」「どこから世界の時計の針は動き始めたか」なんて、文化、もっと言えば宗教そのものじゃないですか。それをいかにも世の心理みたいに受け止めて、運用している自分たちの姿に気がつきました。

何というのでしょう、全ての軸は文化なのです。その上に、人間の何もかもは成り立っています。社会も、自然も。

そう思うと、文化を学ぶ意義はあってあまりあるほどあるな、と感じます。

 

このマインドを忘れずに、社会に出られるといいな。出来れば文化に携わる仕事に就きたいけれど、本当にいま自分の未来の見通しが立たなくて、どうしようかと思ってます。

さてもまぁどんなお仕事に就いても、そんなことを念頭に置きつつ、文化を運用する者として生きていけたら嬉しいです。

職種はとりあえず置いておいて、願うべくは、それを受け入れてくれるかどうか、というところ。「国語なんて教科なんであるの??」みたいな人達ばかりの職場だったら、確実に心が折れるに決まっています。

 

就活、頑張らねばな…………

 

来年は確実に勝負の年なので、めちゃ気合い入れていかねば。

それでは今日はこの辺で。みなさま、良いお年を!!お相手はむーでした〜!