おはようからこんばんはまで。ももなです。
御存知の方も多いとは思いますが、ワタクシ何を隠そうブログに於いては当代きっての遅筆だと自負しております(あっさり。
ところがそんな私を後目に、忙しい芸能人の方々には毎日自分のブログを更新されている方も少なからずいらっしゃいますね。いやぁ感心感心。仕事の一環なのではあろうが、よくもまぁあんなに飽きずに毎日更新することができますなぁと思うのです。大方の場合ごはん画像と今日の私服画像で誤魔化しているようではありますが←
その中でも私の尊敬する方の一人であるM樹N々さんはちゃんと毎日こつこつ更新していらして偉いなぁと思うのです(月並な感想で申し訳ない。
やったらわかるさ。この月二回しかないというこの貴重な機会でさえ「あ、明日になってしまう、あ、あ」と追い込まれながら書き込んでいるのが常でございます。いや、申し訳ない。
言い訳をさせて頂きますと、風呂に浸かりながら「今回は何書こうかなぁ」なんて考えているのよ。しかも毎回それなりに風呂の中で結論が出るのよ。そしてドライヤーで髪を乾かしながらプロットを立てて見たりするのです。もう準備はカンペキ。さぁあとはPCを開いて書くだけ!
数十分のインターネットサーフィンを勢いよく波に乗り切りこなした後、漸く書き始めます。そう、こんな風に。タイトルは最後に考えるのがワタシ流。でもね、不思議なことに一行書き始めると瞬く間に脇道に逸れていくのね。自分の芯が曲がっているのが出ちゃうのかしらー(何をまた訳の分からないことを
あ、今回はこれ予定通りなのよ。
先に書いた通り、毎日更新をなさっているM樹さまを見て改めて尊敬の念にかられていたワタクシですが、先日自分と同じ種族の人間を発見してしまいました。その名も「大泉洋」さん。畏れ多きこと。
先週頃発売になった「大泉エッセイ」を読んでいたらそこかしこに「今回こそは締め切り前にあげられる予定だったのに太陽が顔を出し始めているのを横目に涙目に見ながら書いてる」「なんだか知らんが飛行機にて君たちの上で書いてる」とか、つまり「締め切りに間に合わんやべぇ」という記述があるではないか。
今のを見てお分かりかもしれないですが、このエッセイは彼が計16年間いろんなところで書いてきたエッセイを収録+新録したものでござんす。また、彼のエッセイは毎日ではなく毎月程度の間隔でした。
よってこの親近感が生まれるのはごく自然な条理。私にしても大泉氏にしてももっと頑張れよ、という所ですが。
でも私は自分と彼を同列にしてはならぬ。その限界を超えそうになってる(時間的に)ギリギリな状態で書いているからなのか元々なのか(多分こちらが正しい)ひたすら面白いのである。遅筆もさることながら、致命的に遅読である私だが、昨日の晩読み始めてあと1/5くらいで読了というところまで迫っている。しかも現在村上春樹氏のラノベっぽいタイトルのあの小説に続いて、全国の書店さんで売り切れ続出なのである。私のバイト先(本屋)然り(私はというと発売初日に確保致しました)。電車なんかで読むと一発で不審者ができあがる(本片手に一人ニヤニヤしはじめる)んでご注意。
余談ですが、両者売り切れ後に在庫の問い合わせにいらっしゃるお客様の所作が異なっていて面白かったのです。
村上春樹氏→堂々と「村上春樹の新刊、ありますか?」
大泉洋 氏 →(携帯片手にamazonさんなどのページを開きながら)「あの・・・これまだありますか?(あくまでも名前は言わない)」
偏見だとか言われるかも知れなくとも、本当にこんな傾向にあったのだもの。そして私はいつも後者派。
この本、単行本なのでカバンに入れるとカバーをしていても傷つきやすいので手に持ち、ふらりと博物館実習の授業で見学を指示されている資料館をめざし池袋を歩いていると。
「池袋大古本市」ののぼりと共に、芸術劇場前にて大きな古本市が開かれておりました。ほんの出来心で立ち寄ると、早々から「水曜どうでしょう」(大泉氏が出てる北海道発旅番組笑)の写真集が!買いました。2,000円でした。定価の半額以下!ていうかこんな本あったことすら知らなかったよ!!
これで気をよくしたため、そのあとも虱潰しに全ての棚を見、谷崎の『春琴抄』の美しい金字表紙の単行本や、中井英夫『幻想博物館』単行本サイン付なんかがあって更にウハウハしてまいりました。
気付くと時計の針が一周しており、泣く泣く次の予定へ・・・
資料館は明日行こう・・・。
エッセイブログの記事を書くって私にとってどういうことだろね、と思っていたら今回はこんなことになってしまったよ。M樹さまとO泉氏についてしか書いてない気がするじゃないか。嗚呼。
まとめますと、遅筆で遅読で集約力がないということだなぁ。
早く本読む方法を教えてください。至急。