結果今三冊積んでる(読みます)

こんにちは!本日のお相手はむーです。

最近、本を書店で買う喜びに気がつきました。

日本文学科のくせに何を今更、というお言葉は甘んじて受け入れます。

私、金欠だし所有欲もそんなないしで、今まで本は図書館で借りるのがほとんどでした。

そんな私がここ一週間で四冊も本を買っている。一冊はSPI対策の本なのがガチで辛いところですが、きっかけが二つあります。

一つはこれ。

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↑の画像からリンクに飛べます🚀!

自分の積ん読(読まずに貯めてしまっている本)について語り、1番良い積み方(?)を感じさせた人が優勝、というwebメディアの企画。

読んでいて、たしかに本の磁場ってあるなと思って。教授の研究室にお邪魔すると、壁一面の書籍に「知」を感じて圧倒されます。当然教授はそれら全てに目を通していらっしゃると思いますが、そうか本棚って、その人の知識や趣味関心、ひいては人生が一目瞭然になる、鏡そのものなんだなって。

タブレットに電子書籍を入れるのはスマートだし本当に便利ですが、物質が伴わない。

こつこつ本棚を作っていくことは、なんというか1つの存在証明になるのかもな、と感じたのです。あとこの記事を読んでると積むのも楽しい気がしてくるし!!

図書館で借りると読み切れなくてもいつか返さなきゃいけないけど、「関心があって所有しているけど読み切れていないのだ」、という状態も魅力的なような気がしてきます。

 

もうひとつは、就活。エントリーシートに「自分の一番好きな書籍」っていうニュアンスの設問があったことです。

えっ、一番……!?と思って、私はどんな本をベストに選ぶ人間なんだ、と考え出したら止まらなくなりました。

「一番好きな〇〇」って、その分野を知れば知るほどわからなくなるじゃないですか。私L’Arc-en-Cielっていうバンドが好きなんですが、どの曲が一番好きかなんて決められないし。今日は寒いから冬の歌が聞きたいなとか、眠いから激しい曲はきついなとか。コンディションにもよります。

結局、それを伝える人に「何が一番好きな私を見せるか」だと思うのですよね。すごく恣意的。ヒトカラと、出会って三日目ぐらいの子達といくカラオケじゃ歌う曲が全然違うのと一緒です。、、、、、一緒か?

でも嘘偽りなくありたいから、数ある本の中でも「すごく好き群」の中から選びたくて、自分の好きだった本の記憶を掘り返して、色々と買ってみた、というのが事の端末です。

私はどんな本が好きな自分を企業に見せたいだろう。「本」っていうのがネックですよね、作品じゃなくて。小説でも新書でも自己啓発本でもなんでも「本」だし、小説作品を選ぶにしたって、短編なら他に収録されている作品とか、解説も大切な要素になってくる。じっくり選んで決めていきたいと思います。もうそんなに時間ないけどね……!!!!ああああ死!!!!!!!

でもこんな風に自分と向き合うきっかけをくれるのだから、就活って本当に大切ですよね。社会に出ていくその前に、未熟な私を何者かに仕上げていかねば。

それでは今日はこの辺で。お相手はむーでした!