大佛次郎 没後40周年

こんにちは ちえか です(ノ・`ω・)ノ゙
今回は大佛次郎 没後40周年ということで、
横浜にある大佛次郎記念館を目指して 港の見える丘公園 に行ってきました

猛暑の中頑張って写真を撮ったのにも拘らず、大変さに反してことごとく逆光になってしまいました
この悲しみと苦労を日文らしく、即興のラップでお伝えしたいと思います
常にGYAKKOU! 画質のGYAKUSATU!
今年はMOUSHO! 鈍くなるMOTION!
それでも負けない PONJO soul
元町・中華街駅から、港の見える丘公園までは5番出口からだと坂を登らなければなりません。
6番出口から向かうとエレベーターを使うことができ、比較的涼しく、楽に辿りつくことができます。



港の見える丘公園についた後、しばらく歩くと……

大佛次郎記念館があります!外観はこぢんまりしているようですが、中に入ると奥行きがあり見応えがあります。

行われていた展示はこちら。大佛次郎ゆかりの地が私の知っている場所だったので、懐かしさにほくそ笑んだり、大佛さんもあの道を通ったのかと想像を膨らましたりして楽しみました。
大佛次郎が執筆に使用していた書斎が復元されており、机の周りには膨大な本、本、本……。
大佛次郎が亡くなった際、五千冊もの書物が残されており「さすがにこれらすべてに目を通したわけではないだろう」と記念館の職員の方が調べたところ、なんとほとんどの本に赤い傍線が引いてあり舌を巻いたそう。執筆の際は自分でよく調べたものしか書かなかったという勉強家の一面がよく表れていると、記念館の方が語ってくださいました。
生原稿は文学関連の博物館に行くたびに、作家の字の美しさに嘆息してしまいます。
とはいえ、小林秀雄の生原稿の字は私には芸術的なあまり、文章が難解であることも加わって昔の編集者は読むのが大変だったろうなと思ったことがあります。
今回も大佛次郎の生原稿をじっくり眺めてきました。沢山の推敲の跡が生々しく、綺麗な原稿よりも人間味が感じられてますます好きになりました。
話が逸れますが、若い人を見かけました。横浜市では大学生が美術館や博物館を盛り上げよう!という運動をしているためだとか。ふ~ん
記念館は大佛次郎が猫好きだったこともあり、あちこちに猫の像が乗ったライトやら猫関連の装飾があって可愛いです!

隣の喫茶店も猫ずくし!メニューの切り絵は一つ一つのテーブルに置いてありましたが、一枚一枚従業員さんの手作りだとか。
カッターナイフでの制作で、しかもフリーハンドだそうです~。o.゚。ヵゎ(´・ェ・。`人)ぃぃ。o.゚。
近代文学館も見て帰りたかったのですが、暑さで疲れてしまったので寄れませんでした……。残念


異国情緒漂う素敵なところです! 今度は涼しい時にまた来たいな~。港の見える丘公園は、卒論で扱う三島由紀夫の『午後の曳航』の舞台でもあるので、舞台巡りも素敵だな、と思ってその場を後にしました