こんにちは ちえか です ヽ(。・`ω´・)ノ
昨日はこちら
を見に鎌倉五山第一の 建長寺 へ
行ってきました
この催しは建長寺を舞台に(豪華ですね)、楽器「テルミン」の演奏をBGMにして、芥川龍之介の「アグニの神」を朗読するといった内容です
楽器「テルミン」を見るのは私は恥ずかしながら初めてだったので大興奮でした!
世界最古の電子楽器で、シンセサイザーの祖先と呼ばれています
演奏光景は全く摩訶不思議。楽器に触れることなく、音を奏でているのでまるで魔法を使っているみたいに見えます
奏者はテルミンの近くで手を動かしてはいるものの、どうやって複雑な音の高さを調整しているのか、きっと想像を絶する繊細さが要求されていると思われ、不思議で面白いです
恐怖映画の効果音にもテルミンが使用されているそうですよ
朗読内容は芥川の原作に多くの追加要素が加わっていました
私は一度原作を読んだことがあったのですが、改めてこの作品のテーマって一体何なんだろうと考えさせられました
童話なのに、人間の意思の力をあざ笑うかのような話に思えました
老婆だけでなく、妙子も含めて神の力を利用する人間のおこがましさを戒めているのかな
この朗読劇ではハラハラドキドキのシーンを膨らませたり、老婆のバックグランドを掘り下げることで切なさを追加したりしてエンタメ性の高い作品に仕上げていました
人間のおこがましさについて考えながら建長寺を周ってきました
帰りはちゃんと参議院選の投票してきました
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