アトリエー心のふるさとー

お久しぶりです~!れいかです!

皆さんお元気ですか?
梅雨入りしてしまいましたね…。
天然パーマの私にとってはかなり辛い季節です。
特に前髪…。アイロンで伸ばしてもすぐ元通り。
湿気を吸ってぐるんぐるんになってしまうと、もう手の施しようがありません。
約一か月の辛抱…。頼みの綱は縮毛矯正。ということで強く生きます!

 

多分授業の影響だと思うのですが、最近中学生より前のことを思い出すことが多くて…。
(ちなみに児童書や絵本について学ぶ授業です。新しい発見が多く面白いのですが、本題から逸れるので今回は割愛。)
小学生の時に仲が良かった友達のこと、習い事、学校のこととかが断片的によみがえってきます。
今を一番大切にしたいと思っているので、過去に想いを馳せるのは少し抵抗がありました。
でも、過去には今の自分を作ってる要素が散りばめられている気がして、ワクワクしたんです。

 

私の人格は、中学生以降に作られたと勝手に思っていました。
中学生というのは本校に入った時。
自分史上最も辛い時期も中1でした。
全く新しい人間関係、場所、授業形式で幕を開けた中学校生活が一つの大きな転機だったのは事実。
けれど、根幹、ベースの部分はそれ以前にたしかに存在していたことに最近気がつきました。

 

ここ5年くらいほとんど脳裏に浮かばなかったのに、現在の私を励ます存在。
それは「アトリエ」です。
幼稚園の年中から小3くらいまで、約4年半やっていた習い事。
友達と「小学生の時に習い事何やってたー?」という話になって、「ピアノ、水泳、アトリエ」と言うと大抵「アトリエ?」と聞き返されます。
アトリエと聞くと美術のイメージがあると思いますが、アトリエではいろんな創作活動をしました。
絵を描くのは月1よりも少ないペースで、積み木、造形、石膏、料理まで…!
使う素材も木、縄、金属、液体、粘土、ビーズ、毛糸、発泡スチロールなどなど。
珍しい物から身近な物まで多岐にわたりました。
毎週水曜日の放課後2時間。毎回が、新しい出会いと発見の連続でした。

 

もう10年近く経つので、覚えていることは少ないですが。。
アトリエで仲良くなった友達、優しく見守ってくれる先生、皆の笑顔、膨らむ好奇心、大きな白いパレットに全色の絵の具を出す時間、各々集中して色をつける時間、毎年恒例のクリスマスケーキ作り、夏恒例のビーズ遊び、先生が絵本を読んでくれる時間、活動後におせんべいをもらっておしゃべりする時間…。
その一瞬一瞬は驚くほど鮮明に覚えています!
学校でうまくいかなくて心が沈んだままアトリエに向かった日や、活動中に友達と喧嘩した日もきっとありました。
多分楽しいときばかりではなかったと思います。小学校低学年なりに悩んでいたこともあったはずです。
それでもあの時の私にアトリエがあって本当に良かった。今にも通じている価値観、底力、私を作る大切な何かが間違いなく育まれたと思います。
遠いのに毎週送り迎えをしてくれて、通わせてくれた両親には感謝してもしきれません。

 

先生はいつも見守ってくれました。
皆の個性をそのままに。
アトリエには笑顔が集まっていました。
自由にのびのびと心を開放して、作品や友達と調和する。
「みんな違ってみんないい」「それぞれが素晴らしいんだ!」ということを活動を通して体で学びました。
先生の大きな愛に包まれた日々を思い出すと、「無敵だ!!」という気持ちになります。
そして、一緒におばあちゃんのことを思い出します。
無条件に私を肯定してくれた人です。

 

一番大切なことをすぐに忘れてしまうのが愚かな人間の習性。
だから、私は何度でも何度でもここに戻ってきたいです。
宝箱のような大好きな空間に!
そして生涯にわたって、豊かな気持ちを育んでいきたいと思います。

 

ここまで読んで下さってありがとうございます。
それではまた!