ゲストスピーカー

こんにちは!れいかです!

授業は7週目に入りました。折り返しの時期ですね。
今日、私はいつもとは一風変わった授業を受けました。

 

zoomの授業にゲストの方が…!
狂言や能でどのような言語が使われているのかを日本語学の視点から学ぶ授業なのですが、今日は実際に能楽師の方からお話を伺うことができました。
音韻の発音の違いを実践して下さり、画面越しとはいえ、音声ファイルでは感じられない迫力がありました。
体の中に謡の台詞が入っているようで、次々に例を挙げて実演して下さる姿がとてもかっこよかったです。
子どもの頃の稽古は本を読むのではなく、耳で聞いて覚えるとおっしゃっていました。
大きくなってから「こういう意味だったのか!」と分かることも多いそうです。

 

子どもの記憶力ってすごい!と改めて思います。
私もまだ文字が読めない2歳くらいの時に、お気に入りの絵本を1冊まるまる暗唱していたらしいです。
意味が分かっていないものを、耳で聞いて覚えるところが似ていると思います。
少し親近感がわきました。

 

遠方の講師の方をお呼びできるのは、オンライン授業の良い点だと思います。
本日は能の稽古場から着物姿でお話して下さいました。
舞台の背景は手描きの松で、とても素敵でした!
場所が教室に限られないことが功を奏し、より自然体な雰囲気を感じられた気がします。

 

これまでに学んだことが実際にその道を極めている人からはどう見えているのか、それをその方の言葉で伺うのは貴重な機会だと思います。
知識が増えていくこと自体もワクワクしますが、その知識が実生活とつながる喜びは更に大きいです。
つながりや引き出しを増やしたい!もっと広げたい!!
そう感じた火曜日の1コマでした。