心は真夏のように

少しずつ、社会が動き始めていますね。私も、先日久しぶりに大学図書館に行ったり、バイトに出社したりと、必要最低限ながら外出する機会がありました。
バイト先の神社に出社するのは約2か月ぶりで、久々に神職さんや職員の方とお話しし、言葉にできないほど胸が詰まりました。みんなでご飯を食べにいったり、バイトの同期とは本当に仲が良くていろんなことを相談したりと、ほんの半年くらい前まで当然にあった日常の景色が、キラキラとしていて今は取り戻せないような遠くにある気がします。また、こんな日常が戻ってほしいです。
神社では、もうすぐ夏越の大祓の時期です。半年に一回の大祓は私にとって一番季節を感じる時で、あっという間に半年、一年が過ぎてしまったと思うと同時に、ジメジメとした梅雨も終わり夏がやってくる期待感や、新しい年への変わる清々しさを感じます。そんな感触が蘇ってきて、ちょっと胸が熱くなりました。

ここ三か月は本当に季節を感じることが少なくて、見たものといえば近所の桜くらいでした。桜だけではなくて、大学の帰り道の夕焼けや柔らかい風、ふとした時に季節を感じるあの瞬間がないのは、自分にとって、なんというか、活動している感覚が薄れていく感じがします。
地元の行事も今年いっぱいは中止になりました。お花見も盆踊りも、お祭りもないこの一年…できるならば時よ戻ってほしいと思うのは私だけでしょうか!

本当にストレスのたまる日々ですが、大学図書館の脇にこんな綺麗な紫陽花が咲いていました!

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確か、一輪の中に色々な色が混ざるのは土壌の質が混ざっているから…?でしたっけ。
あまり解像度が良くないので見えないかもしれないですが、二枚目は水滴がついていてなおのこと綺麗でした。紫色って昔から高貴な色と言われていますが、上品で深いのに穢れのないイメージがあって、一位二位を争うくらい好きです。

そういえば最近は親戚や祖母の友人から続々とさくらんぼが届いて、毎日幸せです。ほんとに単純ですね、私って(笑)

 

あんなこんなですが、先日一つ嬉しいことが。
なんと!伝説の音楽番組「ベストテン」がCSで再放送されたのです。
しかも再放送された日は、一位が五輪真弓さん「恋人よ」、二位が聖子ちゃん(とお呼びしていいのかな)の「風は秋色」、九位が中島みゆきさんの「ひとり上手」(ランクインだけで出てなかったけど)という私得しかない1980年12月25日でした。私は70年代後半から80年代の女性アイドルが大好きで、聖子ちゃんもシングルは大体全部歌えるくらい本当に本当に!大好きです。
その中でも「風は秋色」は真っ赤な衣装がかわいいんですよね。
聖子ちゃんは何度か声が変わっている時期があるのですが、その中でも最初のハイトーンボイスが光る曲で、聞いているとおのずと元気が出てきて、明るい気持ちになるんです。色々あって自分に自信を失ってしまった私は、聖子ちゃんの曲を聞いて背中を押されたというか、真っすぐ進むしかない!と勇気づけられた気がしました。
それって歌の力もあると思うのですが、松田聖子の生き方というものもあると思います。聖子ちゃんってデビューから数年で髪型も何回も変わるし、衣装も大人っぽくなったり歌い方も変わったりしていて、彼女自身に前へ前へと進む気持ちが強いと思うのです。その生き方が私はすごく素敵だなと思うし、変わらない良さもあるけれど、変わる良さもあると感じます。

 

慣れるのが遅くて、遠隔授業でのストレスで夜一人で涙が出てきて、もう辞めてやる!と思ったり、manabaの掲示板で先生に反論したり(自分の解釈が伝わらないのが悔しすぎて思わず言わずにはいられなかった)、破天荒な日々も往々にしてありましたが、なんとか続けられています。前向きに頑張るしかないです。前期を半分を過ぎた最近やっと、勉強って楽しいことを思い出してきました。

絶対、この機会に、もう一皮剥けてもっと成長した自分になりたい。自信を持ちたい。
マイペースで良いから、少しでも良い方向に進むことのできる自分でいたいです。

もうすぐ、暑い夏がやってきます。