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みなさ〜ん! 最近、「分からなくなったこと」、ありますか?

いきなりやばい書き出しですみません、こんにちは。4年のむーと申します。
みなさんはいかがお過ごしですか。私は最近、「文学研究」が分からなくなってしまいました~~~…………

いや、違うのです。こんな書き方をしておいてあれですが、当然もともと分かっていたわけじゃありません。ただでさえ優秀な人材が人生をかけて探求していく道です。私は今も昔も、その入り口でうろうろしているに過ぎません。何というか、紛いなりにも4年間をかけて培ってきた、文学研究のカン?みたいなものが、ここ数ヶ月で急速に失われているように感じます。進もう~と思ったら、方位磁針をなくしていた、みたいな感覚でしょうか。

初めにそれを自覚したのは、卒論の進捗報告が近づき、論を執筆していた時でした。
書いていて、あまりにも自分が論文の進め方だとか、調査の読みとの接続の仕方とか、3年生の頃以上にそれらのことにつまづいていて、事態の深刻さを察しました。私、なんかいろいろ忘れてる。わすれちゃいけないことをたくさん、たくさん忘れてる。

結局、論の進みは芳しくなく、締め切りを15分回ったころようやく先生にレジュメを提出しました。ダメダメのボロボロです。

私の卒論ゼミでは、授業日に公開されたレジュメに対してゼミ員がコメントを提出する形式で、オンラインに対応しています。私のボロボロの発表には、先生が毅然とした厳しい講評を下さり、ゼミ員の皆さんも「こうしたらいいんじゃないか」「こんな切り口もあるよ」とご意見を下さって、霧の立ち込めた森に光が見えたように思いました。
先生はもちろん、ゼミ員の皆さんはしっかりと「文学研究」の方位磁針を持っていて、「あぁそうだ、文学研究ってこんな感じだった」と、少しカンを取り返せたような……気がします。あくまで気がするだけです。なくしていた方位磁針は見つかったけれど、針がめちゃめちゃに狂ってしまっているような感じ。強い磁石をあてて方位磁針を直すように、これから絶え間なく研究を続け、プロの論文を読み、自分でも試行錯誤しながら論を書きまくって、トレーニングをしなければなりません。卒論の提出は12月頭から。あと4ヶ月でカンも取り戻して卒論も完成させる!!??!? うおおおお~~マジで頑張れ私。

 

なんで、こんな状況に陥ってしまったのか。理由はいくつも思いつきます。生活リズムが乱れていてさぼり癖が悪化していたとか、慢性的な睡眠不足だったとか、就活中心の生活で学業を二の次にしていたとか。
中でも自分の中で大きかったように思うのが、ゼミの皆さんと会えないこと、だったように思われます。毎週レジュメやコメントでは皆さんの存在を知覚していて、知覚してはいるのですが、「すごく面白い論点だ、とても鋭い指摘だ」と思っても、想像力の弱い私は皆さんの存在を自分の身近には感じきれずにいて。自分のモチベを上げないとすぐにだらけてしまう脆弱な人間なのに、自分でモチベを保つことがへたくそなので、自分がいかにいままで他人の存在を刺激にして生きていたのかを実感したように思います。多分、無人島行ったら5日もしないで死んでしまうと思います、私。

卒論仕上げる前に、ゼミの子とビジネスホテルとかで缶詰め合宿したい。最近、切にそう思うようになりました。PCを持ち寄って、お互いに壁にぶち当たったら「ここわからないんだけど」「私はこう思うかも」と意見を交わし、もちろん無言でPCをカタカタしてるだけの時間もあって、ごはん時にIQゼロの会話で脳を休憩させて、卒論の苦しみを共有し合って。でももしこれで私が感染してしまっていたら、缶詰め合宿に付き合ってくれた子は濃厚接触者中の濃厚接触者になってしまいます。うううううう、誘いたい、けどむずかしい…………

とりあえず作業通話みたいなものはいつかつなげてみたいな、と思っています。近々誰か誘ってみよう……

あああ、ほんと頑張らねば……もう前期末も近づいてきているし、課題も準備しないと。ううう。ああああ…

それでは今日はこの辺で! お相手はむーでした~!