意見は引き出しにくい

こんにちは。かつーんです。
もう10月なのに暑い日が多いですね。[:汗:]
先日、衣替えを手伝って半袖は殆どしまったのですが、あまりの暑さに昨日1枚引っ張り出して着ていました。
こうも寒暖差が激しいと、体調を崩している方もいるのではないでしょうか。
皆様、体調管理には十分お気を付け下さいませ。m(__)m
それにしても、秋はいずこぞ……。
さて、今回は国語科教育法Ⅰについて取り上げたいと思います。
日文の教職課程の中に、国語科教育法Ⅰという授業があります。
後期から始まったこの授業は、毎週交代で全員が20分ほど模擬授業をします。
最初の模擬授業は、私ともう一人が行いました。
授業内容も教材も対象学年も自由に設定出来る為、私は中学3年生を対象に、吉野弘の詩を用いて、詩を読み味わう授業を行いました。
指導案や板書案を何度か見直したり、直前まで進行予定の確認をしたりと、しっかり準備をしたつもりでいましたが……。
やっぱり難しかったです!(;´Д`)
予定通りにいくことはまずないと覚悟していたものの、その覚悟では全然足りなかったと思うほど大変でした。
授業中に「あー、こうすれば良かった」と思うのが何度あったことか。
着地点は定まっていたものの、そこまで辿り着かせることがひどく長く感じられました。
以前誰かが「授業は生物のようである」と言っていましたが、正にそうだと思います。
終わった後に生徒役の方々から講評を聞いたのですが、挙手した人数の多さに有難く思いつつも、少しだけ泣きたくなりました。(苦笑)
今回の模擬授業では、「意見を引き出すことの難しさ」を最も痛感したように思います。
答えてほしいキーワードを引き出す為に、大勢の人に質問を振ったり、問い方を変えて投げ掛けたりと様々な手を尽くしたつもりですが、やはりなかなか上手くいきませんでした。
何故そのように解釈するのか考えてもらい、それを言葉で説明させることは、本当に大変だと思います。
講義形式で必要な知識や要点を教える授業も重要で大変だと思いますが、考えさせる授業も大切だと私は考えます。
この難しさを体感出来ただけでも、やりがいがあったと思います。
今年は教職志望者が多く、1クラス相当の人数がいるので、本当の授業のような空気の中で模擬授業を行えて良かったです。
ただ少し残念なのは、もうこの授業内で模擬授業をする機会が無いことです。
要の部分に殆ど触れられなかったので、是非ともリベンジしたかった……。