自由と受容

こんにちは。れいかです。

10月に入ってからの3日間、とても濃い時間を過ごすことができています。
初日は東京国立近代美術館へ「ピーター・ドイグ展」を見に。昨日は近所の大好きな場所へお散歩。
そして今日は高校の時の先輩とお会いしました♡

ふるさと村 ドイグ展お気に入り

ドイグさんは1959年生まれ。2000年以降に描かれた絵もあり、現代の作品をあまり見たことがなかったので新鮮に感じました。
絵の一つ一つがとても大きかったです。写真OKだったので近づいたり離れたりしながらたくさん撮ってきました。照明はLEDで、展示の雰囲気にぴったり。
ドイグさんの絵がたくさん展示されるのは今回が日本で初めてということで、約5年かけて展覧会に向けて準備したそうです。すごい…!
同じモチーフがいろんな絵に描かれていて、作品を超えてイメージがリンクしているところが面白かったです。

 

昨日のお散歩は気持ち良いお日様の光を浴びて、心身共に元気が出ました。
家から30分くらい歩くと一面の田んぼが広がります!(写真)
小旅行気分を味わいました。
蜻蛉たちが飛び回ってお出迎え。地面には彼岸花とコスモスが咲いています。金木犀の香りにうっとりしました。
そして今日は、久しぶりの先輩とのお出かけ。
前にお会いしたのは2月だったので、お互いに状況も色々と変わり、話が尽きませんでした。

 
3日間とも違う出来事のようで、共通して感じたのは懐の広さです。
見ている者を絵の内側に引き込むような、境界線の薄い構図の作品は表現の可能性を大きくしている感じがしました。
具体と抽象、主体と客観の共存。
「こういうのもアリなんだ!」と固定観念が壊れていきました。
そもそもアートは自由なものですが、想像力をどう広げるのか、すべて見る者に委ねられている大らかさがいいなぁと思います。

 

広大な田んぼや秋の花々、光り輝く木漏れ日。
すべてを優しく包み込んでくれる自然は「○○するべき、次はこれをしなきゃ」と固まっていく私の心を少しずつほぐしていきます。
そのままでいい、と思うと気持ちが楽になりました。

 

先輩とのお話はとても楽しいながらも考えさせられました。
就活やゼミについて、性格や思考などの内面のことまで心を割って語り合いました。
10月前に長い落ち込みから脱却した今の私だから話せたこともあって、今日お会いできて良かったと感じました。
他者が自分に求める像と、本当の自分との乖離。
無意識に決めつけたり、誰かのものさしに自分を当てはめて人と比べてしまったり。
人間だから仕方のないことだけれど、その都度気づいていきたいなと思いました。

 

最近は、大学での学びと日々の生活が徐々に繋がってきている実感が嬉しいです。
朝ヨガ、規則正しい食事と睡眠、お散歩。
ようやく掴んだ光を大切に育てていくために、生活を整えることから続けていきたいと思います!

 

それではまた。れいかでした!