マスク嫌いの話

みなさん、こんにちは。ここです。

流行り病が再び猛威をふるっていますね。まあ、冬が近づいたらまた増えるんだろうなあと思ってはいましたが、いざその現実を目の前にすると、春から今まで律義に引きこもっていた分悲しさが大きいです。
これまで自分の周りで流行り病に罹ったという話を聞いたことがなく、どこか遠くに感じながら世の中を眺めていましたが、ついに知り合いの知り合い(まあこれでも遠いですが)が感染したという話を聞いて、本当にどんどん増えて行っているんだなと実感しました。

ところで、私はマスクが嫌いです。正確には、嫌いでした。
邪魔だしなんか息苦しいし…とにかく苦手で、昔から長時間マスクをつけたことはありませんでした。それが今。一日中マスクをすることにもすっかり慣れ、たぶんもうマスク無しで電車に乗ることの方が抵抗があります。

少し前映像を見ると、みんなすごく近くに座っていたり、電車に乗っているのに、全然マスクをしていないんですよね。それを見た時に「え、マスクしてない!」と驚いてしまった自分がいました。

こうやって人は”慣れ”ていくんだなあ…と、しみじみ。流行り病が本格化した当初は、いつになったら元の生活に戻れるのかなあと思っていましたが、なんだかもう二度と”元の生活”には戻れないんじゃないかと思ってきました。

春頃に読んだ「鼻と口を出すことがはしたないとされる世界」の漫画。もしかすると、本当に近い将来そうなるのかもしれません。私たちは、めったにお互いの鼻と口を見ることができなくなるのかも。
将来子供に「お母さんの若いころはみんな鼻と口を出すのが当たり前だったんだよ」と言ったら驚かれたりとか、あるんかなあ。

なんかこわいですね。
それでは、また。