今日はクリスマスイブです。
本当に今年はいろんなことがありました。
私自身、今までの生活が微妙なバランスの上に、ギリギリのところで保たれていたのだと、実感しました。
自分のなりたい方向と、そうなり切れない心とのせめぎ合いが、起きていました。
1年前は、自分が変わることが楽しみで、将来にドキドキしていたのに、全然描いた「私」にはなれていなくて、今についていくことに精一杯でした。全然上手くいかなくて、悔しかったです。本当に、私は弱い人だなぁ、と実感しました。
強くなりたいです。
心が強い人に憧れています。
私の尊敬する、敬愛する女優さんが、この間、コロナ禍で自己内省したけれど、結局「私は変わらない」って思ったと言っていました。それを聞いた時、「変わらない」ということは強さなんだ、と感じました。いろんな情報を見聞きして、何が正しいのか簡単に判断できないけれど、自分のことを信じることができれば、とその時に思いました。
私には、昔から一つ考えていることがあります。普通でありたくない、という気持ちです。少しでも、「稀有」なものに触れていたい、そして自分も、稀有な存在にはなれなくても、少しでも固有な「私」でありたい。でも、そうなるためには努力が必要なんです。
この間久しぶりに(もちろん十分な感染対策の上で)出かけた時に、青い橋の見えるところがあって、そこ辺りがちょうど暗がりになっていたので、街中なのに星がきらきらと輝いていました。すごく冷たく、静謐な空間でした。周りに人もいなくて、一瞬だけ、この慌ただしい世の中のことを忘れていました。
そこには去年と、一昨年と同じ時間が流れていました。
その時に、やっぱり頑張るしかないんだ、と感じました。変わらない自分でいるための、努力が必要なんだと、思いました。悶々とし続けていた心が、溶けた瞬間でした。
今まで頑張ってこなかったわけではなく、少なからず自分では、限界だなと思うくらい頑張ったと思います。けれども、もっと自分にベクトルを置いても良いのかな、と感じました。
自分が好きな自分であるための努力を、怠りたくないです。
もう2020年もあと1週間しかありませんが、少しでも悔いなく終わることのできるように、過ごしています。自己満足かもしれませんが、まずは自分で満足できることが一番。一つ突破口を、見つけた気がしました。
すごく前向きな気持ちで、クリスマスイブを迎えられたのが、今はとても嬉しいです。
例年よりも静かですが、皆さんもよいクリスマスをお迎えください!