♪あなたを思い出す この店に来るたび
坂を上って きょうもひとり来てしまった
山手のドルフィンは 静かなレストラン
晴れた午後には 遠く三浦岬も見える
ソーダ水の中を 貨物船がとおる
小さなアワも恋のように消えていった
あのとき目の前で思い切り泣けたら
今頃二人 ここで 海を見ていたはず
窓にほほをよせて カモメを追いかける
そんなあなたが 今も見える テーブルごしに
紙ナプキンには インクがにじむから
忘れないでって やっと書いた遠いあの日
今日は松任谷由実「海を見ていた午後」です。・・・なぜ、すべての歌詞を書いたのかって?
歌詞の場所をめぐって実際に行ってきました。山手のドルフィン。
ゴールをドルフィンに決め、横浜めぐりをしたのですが、やはり横浜は気持ちよいですね。最近は有り余る時間をまちめぐりにつかっています。自由ヶ丘や代官山、吉祥寺、鎌倉などなど、どこも素敵ですがヨコハマの気持ちよさは格別な気がします。
しかし、なぜ横浜は午後なのでしょう。三島由紀夫の『午後の曳航』も横浜を舞台にしていたような。
さての歌詞の地めぐり~♪(with弟)
「坂を上って きょうもひとり来てしまった」
かなり急な坂でした。笑 しかもちゃんとした歩道がないので危ないw(そして、帰りには抜け道を見つけました)
そんな坂をすすむと・・・あっ!
「山手のドルフィンは 静かなレストラン」
こんなかんじのところでした。ちなみに山手駅ではなく、根岸駅です。時間も夕方だったのでお客さんもおらず、本当に静かでした。この曲がつくられ当初のドルフィンではなく、リニューアルしたものらしいです。
「晴れた午後には 遠く三浦岬も見える」
ん・・・?いろいろ見える。
「ソーダ水の中を 貨物船がとおる 小さなアワも恋のように消えていった」
頼んでみました、ドルフィンのソーダ水。他のお客さんもいない、しかも若者二人がドルフィンソーダ頼むものだから、お店の方を気をきかして「海を見ていた午後」を流してくれました。天気も良くそれはとても詩的でロマンチック。
「紙ナプキンには インクがにじむから 忘れないでって やっと書いた遠いあの日」
インクはにじまなかった。にじんだのは、目からこぼれおちたもののせいなのか・・・?
というわけで、本当に自己満足でしたが行ってとても良かったです。
文学散歩ならぬ、歌詞散歩。これはこれで良い思い出になりますね。
そして話は変わりますが、昨日は卒論発表会でした!
4年生が自らの論文を発表する様子は1年生の時から見てきましたが、やはり毎年かっこいいですね。それを仕切る学会委員のみなさんもおつかれさまでした。(このブログ部のなほちゃんともえちゃんにも会いました。可愛かったです。)卒業論文に真剣に取り組んで良かったなと改めて思いました。3年生のみなさんが、一年後には満足のいく論文が書けますように!