大浮世絵展

 行って参りました、江戸東京博物館の大浮世絵展!
いや〜すごいですね、かつて教科書で見た、浅草で見た浮世絵がずらーっと!
 しかし客層、ご年配のかたの多いこと多いこと。
フロアに響く着信音がBGMでしたww
かなり人気の企画展のようで、博物館全体が大分賑わっていましたねー
人ごみが苦手なので、好きな色使い、画風のところ以外はさらっと流していたのですが、
おかげで展示の最後に行けば行く程、人が減っていき私好みの絵が増えるという
素晴らしい環境でした。
確か最終章では国芳の絵が多く飾られていました。かわいいですよねー猫!金魚!
ミュージアムショップでついつい国芳の猫モチーフのノートを購入してしまいました。
ただ、一つ残念だったのは、あれらが量産された出版物だ、ということが全く強調されていなかった
ことです。
髪の毛いっぽんいっぽんまで掘って!細かい模様まで色分けしてグラデーションして!
絵師の仕事だけでなく、掘り師刷り師の高い技術!職人技が凄いんですよ?!何故何も言わない!!
と思いました。名前が歴史に残らない人々の仕事ぶりにもっとスポットライトを当てて欲しかったなぁ。
現在も両国にいけば、多くの浮世絵と出会うことが出来ます。まだ行っていない方、一見の価値ありです。
ぜひ、絵師の作品、職人たちの仕事を見てきて下さい!
えり