どうも、バリバリの夏生まれのくせにすがすがしいくらい暑さに弱いわかです。
さっきちょっと用事を済ませに外に出たんですが、…あらら? 思ったより涼しい??
連日の暑さには辟易していたので、このままだんだん涼しくなってくれるといいんですけど…。
あ、もちろん段階を踏んで涼しくなっていただきたい、急に涼しくなったら涼しくなったで寒さにぶっ倒れるので。
自分の貧弱さに涙が出そうです。
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さてさて。9月、ということで。
そろそろ私が所属している能研も、やれ目白祭だお素人会だと舞台へ向けての練習で慌ただしくなってくる時期です。
まだ目白祭にはちょっと早いのですが、今回は私たち能研が目白祭で仕舞を舞う舞台として使用している成瀬記念講堂の舞台についてお話ししたいと思います。
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私たちが仕舞を舞う上で使用する能舞台というのは、実際立ってみると思ったより広いです。
橋掛りを抜きにして、舞台全体のサイズはだいたい6m×6m。
で、実際に仕舞を舞うのに使用するのはその3分の2程の部分。
言葉で説明すると「なんだ、そんなもん?」と思われるかもしれませんが、本当、実際に立ってみると驚くくらいに広く感じます。
で、成瀬記念講堂なんですが。
当然ながら、舞うことを想定された造りではありません。
舞台サイズは、大体能舞台の約半分、下手したらそれ以下。
講演をする分には十分なサイズだと思うのですが、とても足りない。
狭い。
もう何のフォローもできないくらいに狭い。
飛びかえりなんかした日には落ちるかもしれない。
むしろ落ちる。
そんな狭さの上に、さらにそこに松の幕を張ります。
これは能舞台のバックに大きく書かれている松の絵の幕バージョン。
私たち能研が能舞台以外でお仕舞を舞う際に、必ず設置するものです。
この松の幕もなかなか曲者で、上手く設置するためには微妙なテクニックが必要。
とにかく松がど真ん中に来るように。偏ってたりたるんでいたりしたら目も当てられません。
松の幕設置後、念入りに舞台上を掃除し、ようやく完成するのが目白祭での舞台…なんですが。
具体的に言うのであれば、「初めの6足で既に舞台のヘリに足がかかっている」。
それくらい狭い。
この能研部員にしか分からない微妙な恐怖表現よ…。
そんな狭い舞台で本学の1年~3年、賛助の他大学さんが一生懸命仕舞を舞う観世流能楽研究会in目白祭!
昨年度ブログ部員にも評判の良かったお番組、今年度も更なる工夫を凝らしています!(多分)
是非是非皆さん見に来てくださいね!
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…とまあそんな感じで。無理やり宣伝。(笑)
目白祭は準備&発表こそ大変なのですが、個人プレイの多い能研では珍しく部員が団結して一から舞台作りに励めるまたとない機会であったりもするので、私は結構好きでした。
いや本当…大変なんですけどね…松の幕を固定するための砂袋×20を前日に運び込んでいる時なんて「あれ? 土木サークル?」と何度思ったことか…。