観生会を終えて。

こんばんは。健康のために納豆を摂る… みずのです。冷蔵庫の中には必ず3パックは納豆が入ってます。
さてさて昨日8日、能楽研究会にてご指導くださっている野村四郎先生の素人会「観生会」がありました!
会場となった渋谷松濤の「観世能楽堂」は来年3月で閉館が決まっていて、新入生達にとっては最初で最後の舞台に立つことになったわけです。…何だか感慨深いですね。(その後、「観世能楽堂」は銀座に移転となるようです。)
新入生達は平家の若武者敦盛が一門が須磨に落ちのびた時の様を回想する「敦盛 クセ」を、私は貧乏で別れた後、笠売りに落ちぶれた夫が、立派な人に仕えるようになり夫を探す元奥さんの一行とは知らずに陽気に笠を売るために舞う場面「蘆刈 笠之段」を舞わせていただきました!(ちなみにこの後夫は奥さんに気づき、自分の身を恥じますが、最後は夫婦仲良く都に行きます。)難しい曲でした~。(雑な説明すみません…)
そして、番組表をご覧になった方、皆さんが驚かれていたのですが、何と今年、新入生は4人いっせいに舞台にあがって舞ったのです。4人舞!2人舞は観たことがありましたが、4人がいっせいに舞うなんて…練習で何回も観ているはずなのに、実際に能舞台で舞う様を観ると、何て賑やかな舞台だろうと改めて感じ、切戸(舞台裏)のモニターで先生の玄人弟子さんと一緒におお…と謎の感動をしておりました。
私たちを含め、素人弟子さん、玄人弟子さん、先生も同じ舞台で舞われて、何とも贅沢な時間を過ごすことができました…!
素人弟子さんと一言で言ってしまっても、本当に幅広い年代の方々がいらっしゃり、今回最年少はこの「観生会」が初舞台という3歳の女の子でした!本当に可愛かった。。
OGさんもいらっしゃり、たくさんお話できて、勉強になりました。(お菓子もいただいてしまい…!ごちそうさまです。大事に食べます!)
新入生にとって初めての観生会は、私にとって学生生活で舞った最後の舞台になり、こうした形で迎えることができて、そして納めることができて、本当に良かったなと思っています。
これからも能楽研究会が存続し、益々繁栄することを願って、託すことにしたいと思います。後は任せたぜ…!みんな…!(`・V・)q
また、最後になりましたが、会にお越しくださった皆さん、ありがとうございました!
それでは、本日はこれにて失礼します。
ありがとうございました!
みずの