こんばんは。かつーんです。
早いもので、東日本大震災からもう4年が経ってしまいました。
ニュースや特番でも多く取り上げられていましたね。
あれから少しばかり復旧したそうですが、仮設住宅に住んでいる方はまだまだ多く、復興は程遠いようです。
たった4年でも被災地への関心は薄れてしまいやすいので、知ろうとする意識だけでもなるべく保ちたいなぁと思います。
一日も早く復興することを心より願います。
さて、今回は歌について少し取り上げたいと思います。
先日、某クイズ番組を観ている時に、童歌や文部省唱歌の穴埋めの問題が出ました。
以下の問題は出たものの一部です。
問、○の中に正しい歌詞を入れよ。
1.どんぐりころころ ○○○○○
2.かごめかごめ かごのなかのとりは いついつ○○○
皆様、正解はすぐに分かりましたか?
正解は
1.どんぶりこ
2.でやる
です。皆様、合っていましたか?
その番組によると1は「どんぐりこ」、2は「であう」などの誤答が多いようです。
1はどんぐりが転がって池に落ちてしまった音を表しているそうなので、それを覚えておけば間違わなくなるように思います。
一方2ですが、「でやる」は漢字に直すと「出遣る」となり、「いつ籠から鳥は飛び立っていくのだろう」という意味の歌詞なのだそうです。
(ただし「かごめかごめ」は歌詞の表記揺れが多くあることから、諸説ある模様です)
このクイズを通して、「昔よく聞いた童歌や文部省唱歌の歌詞を漢字に直して見てみると、新たな発見をしたり正確な意味を理解したりすることが出来るのでは」と考えました。
童歌や文部省唱歌の歌詞はひらがなで見ることが多い為、意味を分からずに歌っている部分が結構あるように思います。
歌詞を漢字に直すという一見簡単な作業でも、そこから考えを深めて更に想像することは出来るので、意外と面白いのではないかと考えました。
ただ、最近は有名だと思っている童歌や文部省唱歌が若い子に通じにくくなってきているように思います。
先日アルバイトで「ほたるこい」を例に挙げたのですが、中学1年生の子に「ほたるこい」が通じませんでした。
少しそらんじたのですが、どうやら聞いたこともなかったようです。
近年は身近な所で蛍を見られなくなってきているので、半ば仕方ないのかと思いつつも、寂しく残念な気持ちになりました。
童歌や童謡は普遍性の高いものだと思っているので、少しでも長い間若い世代も知っている状況が続いてくれたら良いなぁと思います。