1秒
あなた真剣な目をするから
そこから何も言えなくなるの
星屑ロンリネス
「タッチ」より
えりこ嬢から件の『応天の門』を手渡されましたのは、つい先日のこと……それ以来、読みふけっておりまして、お尻に屋久杉顔負けの根が生えております あゆみ です、あんまり久しぶりじゃない……。この前記事を書いたのは――28日? 今日3日? これで久しぶりと言っちゃあ、その人の寿命とか心拍数をまず疑ってかかるべきだと、 あゆみ は思いますね。その次はドッキリを疑う――360°、視界内に敵影なぁぁぁぁっしぃぃぃ―っ!! よーしこれはドッキリじゃない!
今回の歌詞載せは真っ当うに見えながら実は極めてエキセントリックな選び方で選出されました。「タッチ」。もう説明も概要も、何も要りませんね。寧ろこの言葉も要りませんね。「双子」「甲子園」「南ちゃん」の三要素さえ押さえとけば、もうばっちぐー。この作品が大流行した年に、女の子の名前に「南ちゃん」が急増したことに、変な腑に落ち感を禁じ得ません。
で、あるからして。今回のエキセントリックな契機についてご説明致しましょう。少し前にしたネットサーフィンで、とある投稿を見ました。その名も「 替え歌 」。何とシンプルなお題!その中の作品の一つが、この「タッチ」を模した替え歌だったのです。まず、名前がすごい。
「墓地」
凄まじい吸引力。ヒヤヒヤモノの不謹慎さもありながら、じわじわ系の笑いも持ち合わせている、トンデモハイブリッド系の題名。題名強い。
さて中身。今回歌詞載せした部分を、対比させる形で載せます。
一秒
あなた真言経を読むから
そこから南無も言えなくなるの
骨壺ロンリネス
……この替え歌は、もう何回もリツイートされて、元ネタ・元祖を探し切れなかったため、リンク先は不掲載で。※歌詞の一部を打ち込めば、ヒットします。
見事な替え歌振りに関しては……取り敢えず、5~6箇所ツッコませろ。骨壺ロンリネスって何のこっちゃ。しかし、こんな序盤でオチがつく訳もなく、この面白っぷりに更に上塗りで、「タッチ タッチ ここにタッチ」を「墓地 墓地 盆に墓地」とサビで歌わせるあたり、とても秀逸。素人の作とは思えん。初めて聞いた時は、
「そうよね~、真言経読まれたら南無妙法蓮華経って読まないもんねww」
くらいにしか冒頭は感じていなかったのに、サビに来た瞬間、腹筋崩壊。誰か私の横隔膜返して。
久々にトンデモ面白系の替え歌に出会えました(これまでの あゆみ ベストはMISIA「Everything」のカップヌードルver.)。ネットサーフィンも時たま役に立つもんですね。
♪本題っ 本題っ 楽しい本題っ!
春休み、NHK・Eテレの音楽番組「ムジカ・ピッコリーノ」(毎週金曜 夕方)に、まんまとはまりました。
まぁ、元から危険な気がしてはいたんですよ。教育テレビとは言え、作り込みと世界観が割とぶれていなくて、しかもイメージは「スチームパンク」!! ←歯車とか!蒸気機関とか!真鍮とか!クラシカルな様式美で埋め尽くされているなんて、そんな夢みたい……。そんな空間で楽器演奏なんてされたら、出演者全員雰囲気イケメンにしか見えないじゃないか! なんでも、楽器演奏ではウルフルズのドラマー:サンコンJr.さん(!)が何故か「機関士」という身分で参加。そこまで本格的なら大人の あゆみ でも目が釘付けになっちゃうってば!
番組理念と設定に則って…楽器、ひいては音楽について学び、放送回ごとにその成果を演奏会で披露する……なんと起承転結が上手いことよ。
これを適正年齢で見せられていたら、 あゆみ はこの番組の世界に行きたいと泣き、毎日毎日録画鑑賞を親にせがんでいたことでしょう。容易に目に浮かびます。
迂闊に家族に「Eテレつけて」とは言えないので、こっそりと鑑賞している今日この頃ですが、いつかは堂々と観たいものです。
何故か、本題より前振りの方が長い構成。
ここでもう少し本題を引き延ばそうか。
………だが断る。
お相手は あゆみ でした。