無題 第37弾 ~ 今 再ビノ 姫支度(※前撮リ参照ノコト) ~

 ♪ 会いたいんだ
今すぐその角から
飛び出してきてくれないか
夏の魔物に連れ去られ
僕のもとへ

back number
「高嶺の花子さん」より

 

教育実習からまだひと月しか経っていないのに、あとほんの数日後に関ヶ原の合戦とは……。そもそも、このあと冬の陣・夏の陣をやらせてもらえるかも定かではない……人間死ぬ気で勉強すると案外なんでも脳味噌に放り込むんだなぁと、変な感慨と共にお送りしております あゆみ ですぐへへへへ。因みに、発見学習でお馴染みのブルーナー氏は「ミッフィーが発見する」で覚えると上手くいきます。

今回の歌詞載せは、会いたくて会いたくて震える業界の有望株 back numberさんの「高嶺の花子さん」から。この歌全体のイメージが、毎週お楽しみのアニメ「境界のRINNE」の雰囲気にそっくりだと、最近私の中で話題でして(本当はOP曲「桜花爛漫」でもよかったんですが、流石に時季がズレてますゆえ)、このような選曲になりました。いやー、一途に想える心の強さは何物にも換えがたいですね。ブログに初投稿したころから垂れ流しているのに あゆみ の許には未だ、一途に想ってくれる系碇シンジタイプの男子(オプションパーツ:眼鏡)は落っこちてきていただけません。もう、落ちる穴掘ったろうか。

就職先も卒論もまだキメてないのに、今回は「卒業式の袴」特集でお送りします。我等が日本女子大では、毎年初夏に袴キャラバンをお迎えしています。目白キャンパスでは先週木曜日から一週間、生協横にゲル()を設営して和服をずらっと並べ、行き交う人の目を楽しませてくれています。

 

まあ、4年生にとってはバーゲン会場=戦場と大差ありませんがww

 

10畳あるかないかの面積に人(全員おなご)が殺到する様は、ルミネのチェッ〇ザバーゲンにしか見えない。しかも大抵の人が「もっといいやつ」「もっと可愛いの!ないの!」「うおおおおおおピンクピンクピンク!!」「あーそれ狙ってたやつ!」という欲にまみれていますから、気迫もまた然りといった有り様。その中で着せ替え人形(等身大。というか生身の人間)を楽しむなんざ100万年早い!

\ヤッチマッター/

後日予約することに胡座をかいて(?)、初日に着せ替え人形をして楽しんだやつ………はーい あゆみ です。えりこ嬢・かつーん嬢・「あなや」で話題沸騰の日文同期の4人で、それこそ「ヤッチマッター」並みに楽しんでました……相済みません。後悔と反省は手からこぼれ落ちるほどしました!ここで自首したから罪は軽いよね!(反省していない典型的パターン)

……いや、でもよ……、どんな着物を着せても「着物の柄に負けない強い顔」の日文同期が居たら、誰だって暴走するはずなんですよ、ホント。何でも着せたくなっちゃう、着てるところを写真に収めたくなっちゃう等の「ちゃうちゃう症候群」は、こういう場ほど蔓延しているものですから、多分。ね? ね?(目が泳ぐ)

 

で、あー、えーっと、でも、うーんと、す、すみませんでしたあああ!

 

はい仕切り直しまして! 後日 あゆみ 自身の為の袴を選びに母(ママン)と出直しました。作戦前索敵行動(という大義名分のもとの着せ替え人形)により「一点物の方がいい」「地紋あらずんば着物にあらず」「西生田キャンパスで着られる会社がいい」「袴は無地、これ鉄則」「DANZEN!着物は古典派」という認識の擦り合わせは完了させました。親に資金援助してもらう以上、親の期待には応えたいですし、親の意見は強ち的的外れでもありません。我が家では特に、呉服関係のプロは多けれど、母(ママン)を超えるプロは居ないので余計母(ママン)の意見は無下にできません。個人的な趣味嗜好を述べますと、知っての通り あゆみ は「寒色ユーザー」ですが、あんまり深く考えられない質ですので、寒色特に袴は紺でー、上は縹色とか浅葱色とか薄墨色とか瑠璃色とか?というなんとも纏まりのない希望が点在する状態で向かいました。

い、いやぁー「母(ママン)強し」ですね。まぁこんな結果だと思ってはいたんですけど。 あゆみ に似合うものを一発で釣り上げてくれちゃいました。流石ですママン。

IMG_0877[1]決めていた通り「一点物」「地紋」「西生田」「袴無地」「古典派」がビンゴでコンボです。従姉妹に借りた成人式の振り袖と同じく、メインは牡丹。花の王(花王)と称されるだけあって、すごく華やかでs…誰だぼたっと落ちる首級って言ったやつ!!ぼた餅のぼたって言ってくれよせめて!!

閑話休題

他、桜と五色の紐がついた小手毬など、どこから見ても華やか。「ぱっと」というより「ぶわっと」花が咲いたような印象、だそうです(知人談)。母(ママン)曰く「柄がおっそろしく派手だけど、袴(緑・無地)と地の色(葡萄茶…?)の地味さで押さえ込んでいるから、変じゃないでしょ。むしろこの武力行使の感じがあゆみっぽい」だそうです。よく分からん。

母(ママン)の言葉は的の真ん真ん中を射貫いているらしく……。できあがり予想のなんちゃってスナップを他人様に見せる度に「ああー。うん、“っぽい”ね。わかるー」という反応をされます。百発百中されます。あまりにも反応が揃いすぎて、最早集団ドッキリなのではないかと疑う程です。これは重症だ。

就職・卒論がどうにかなってしまった場合、この袴を着られなくなることが一等惜しく思われることになる予感がします。口では「っぽい」と言われる度にむくれていますが、内心ではまんざらでもないのです。

 

何もかも、今危惧しているもの全てがどうにかなりませんように。

 

 

お相手は あゆみ でした。